7月 NO.4 VOL.559(2007 8/10発行) |
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■ 現代文・小論文対策
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●入試頻出著者ブックガイド● |
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現代文学習アドバイス私たちは毎日の生活でたくさんのものを「読んで」います。新聞、雑誌、マンガ、パンフレット、カタログなど、何も読まない日は一日もないといっていいでしょう。では、こういう日常的な「読む」行為と、いわゆる現代文の「読む」作業はまったく同じものなのでしょうか。実はこの二つの「読む」には微妙な違いがあります。 文字を表面的に眺めておおよその意味をつかむ。これもたしかに「読む」ことではありますが、現代文では表面に表れた文字をていねいにたどりながら、そのもう一歩「奥にあるもの」を探り当てようとします。これはたとえば「相手の作戦をよむ」とか「敵の心理をよむ」とか「時代をよむ」という場合の「よむ」の意味に近いといえるでしょう。 つまり、表面にあるものを手がかりにしながら、筆者の本当に言いたいことを探り当てるのが、現代文の「読み」なのです。 そのために欠かせないのは「能動的・積極的な姿勢」です。文章をぼんやりと受け身で眺めているだけでは、その奥にある「たいせつなもの」はいつまでたっても見えてきません。 大学入試の現代文に用いられる出典は、文章としての面白さ、新鮮さをもつと同時に、「現代」という時代に対する視点の斬新さ、独創性によっても特徴づけられます。頻出著者の上位にランクされている養老孟司、内田樹、鷲田清一、茂木健一郎という諸氏の名前を見てもそれはわかります。彼らに共通するのは、時代に対する鋭敏な嗅覚、かすかな予兆をも見抜く鋭い視覚、そして、専門領域に閉じこもることのないのびやかな身体感覚と、平明で独自な語り口です。 ここに挙げられた本を積極的に読み進めることによって、入試において、そして「生きる」上においてもっとも大切な「能動性」を皆さんが身につけられることを願ってやみません。 |
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