大阪大学


1.一般入試の実施倍率は低下

 大阪大一般入試は2017年度より全学部前期日程のみで実施されました。志望者総数は7,397人となり前年度とほぼ横ばい(プラス60人)となりましたが、募集人員が139人増えたことで志願倍率は0.1ポイント下がり2.5倍となりました。さらに、世界適塾入試での欠員分が150人程度上乗せされたことで、実際の倍率は2.2倍に下がりました。

系統別では文系学部での志願者増、理系は低調

学部別志願者数の対前年指数
大阪大・京都大の地区別志願者割合 [クリックして拡大]
 文系学部ではいずれも前年を上回る志願者が集まりました。法学部は法学部と国際公共政策学科の学科別募集ですが、法学部の志願者数が大幅に伸びました(前年比1.5倍増)。その要因として、①前年のセンター試験の合格者得点が文系学部の中でも決して高くなかったこと(83%)、②前年が低倍率だったこと(1.9倍)、③後期日程廃止により募集人員が8人増えたこと、があげられます。
 理系学部では、医学部保健学科と歯学部は増えましたが、他の学部では減りました。理学部はすべての学科で減少、工学部・基礎工学部では応用理工学科(機械工学・マテリアル生産学科)の減が目立ちました。

医学科はセンター高水準が続き敬遠も

医学部医学科 合格者のセンター試験得点率
大阪大・京都大の地区別志願者割合 [クリックして拡大]
 医学部医学科は募集人員が15人増えましたが、第1段階選抜の予告枠縮小の変更が心理的にマイナスに働きました(900点満点中630点以上で3倍⇒900点満点中720点以上で約2.6倍)。また、センター試験の配点割合が約45%ありますが、その合格者得点率は近年高水準を維持しているため、センター試験後の自己採点結果の段階で出願を諦めてしまう受験生も増えていると思われます。
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