早稲田大学


2.合格者数・入学者数の推移について

【図表⑤】合格者数・実質倍率の推移
(2014~2023年)

合格者数・実質倍率の推移<br>(2014~2023年) [クリックして拡大]
【図表⑥】学部別合格者数推移(2014~2023年)
学部別合格者数推移(2014~2023年) [クリックして拡大]
【図表⑦】正規合格者数・補欠合格者数の推移
(2019~2023年)

正規合格者数・補欠合格者数の推移(2019~2023年) [クリックして拡大]
【図表⑧】入学者数の推移(2016~2022年)
入学者数の推移(2016~2022年) [クリックして拡大]
   2023年度入試の合格者数は一般選抜の合計数が15,374名、前年比353名増で、2年連続の増加となります。方式別では、一般入試の合格者数は前年比2.2%増、共通テスト利用入試は前年比3.6%増となりました。また、一般選抜の実質倍率は5.7倍から5.4倍に下がり、5年連続で低下しています。この倍率は2012年・2015年度入試の5.3倍につぐ低い実質倍率で、2000年以降では3番目に低い倍率となります。【図表】参照
   2023年度入試の学部別の合格者数は、増加した学部が人間科・スポーツ科など10学部、減少した学部が法・教育・基幹理工の3学部となっています。隔年で増減をしている学部が多く、2年連続で増加した学部は文化構想・文・創造理工・社会科・人間科の5学部で、2年連続で減少した学部はありませんでした。増加した学部では人間科・スポーツ科の2学部の合格者数が100名以上増加していることが目立っています。特に、人間科学部はここ10年で最も多い合格者数を出しています。【図表】参照
   合格者数の詳細ですが、正規合格者数は昨年比432名増で2年連続の増加となっています。一方で、補欠合格者は昨年比79名減となり、こちらは2年連続での減少となっています。このように正規合格者数が増え、補欠合格者数が減るということは受験生にとっては望ましい方向であるといえます。ただ、過去の数と比較すると、未だに補欠合格者数は高水準で、2024年度入試においてもさらに正規合格者数を増やしていくと予想されます。【図表】参照
   入学者数の推移をみると、2016年から始まった文部科学省による「入学定員の厳格化」のため、2020年度入試まではほぼ右肩下がりで入学者数が減少し続けました。その結果、2020年度入試では入学者数が8,886名、2021年度入試では入学者数が8,924名となり、2年連続で早稲田大の入学定員である8,940名を割り込み、入学定員充足率が100.0%を切りました。そのため、2022年度入試では入学者数9,053名と増やし、入学定員充足率が100.0%に回復しています。また、2023年度入試からは文部科学省による「入学定員の厳格化」が緩和される方針となっており、今後さらに入学者数が増えることも考えられます。【図表】参照

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