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北海道大入試データ

3.文系学部入試概要

 北海道大学の前期入試では、文系学部は総合入試文系、文学部、教育学部、法学部、経済学部の5つに分けて募集されます。総合入試の導入により、理系学部では複数の前期学部入試(薬学部、工学部、理学部、農学部)が廃止されましたが、文系では各学部入試はすべて存続しています。総合入試文系では2次試験科目として「英・国・数もしくは地歴」という文学部と同じ方式が採用されたため、2次試験で数学を使わずに、2年次以降教育学部、経済学部、法学部に進学が可能になったのが導入以前との大きな違いです。
 入学後に進学する学部が決まる総合入試では、1年次の総合教育部の期間に自分の進路をじっくり考えることができる反面、1年次の成績によってはかねてから希望していた学部に2年次以降進学できないかもしれないということも考えられます。そのため、受験生にとって総合入試を選ぶか、学部入試を選ぶかは非常に難しい選択となっているようです。
 2013年度の入試結果で最も特徴的だったこととして、まず総合入試文系の実質倍率が導入初年度並みの3.9倍に戻ったことが挙げられます。そして、法学部の実質倍率が2倍を割り込んで1.8倍にまで下がり、また合格者の総合点最低点も文系学部・総合入試文系のなかで最も低いという結果になりました。この理由として、近年の全国的な法学部、法科大学院の志願者減少の傾向が北大も例外でないことはもちろんですが、昨年度センター試験の平均点が下落したため、"倍率は低いが難易度は高い"傾向が続いていた法学部を受験生が敬遠したことも考えられます。
 このように、総合入試導入以降、北大の文系学部入試全体の傾向は非常に捉えにくくなっているといえます。受験生は各学部の入試の難易度に加え、入学後の自分の進路まで考えを巡らせて出願を決める必要があるといえるでしょう。
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