1.最大の志願者数を集める早大入試
一般入試における早稲田大学の志願者数のピークは、18歳人口の増加期にあった1989年で、約16万人もの志願者を集めました。しかし、受験人口減少期に入り徐々に志願者が減り、1998年には10万2,649人にまで減少しました。その後センター利用入試を導入したり、2007年には第一・第二文学部を文・文化構想の2学部に、理工学部を基幹理工・創造理工・先進理工の3学部に改組したりするなどの施策を行い、10万人の大台を一度も切ることなく現在に至っています。しかし、最近の通常入試における偏差値の高レベル化や、受験生の経済不況による受験校数の絞り込み、浪人回避のための安全志向などからここ2年は徐々に志願者を減らしています。
学部別にみると、過去に2万5千人以上もの志願者を集めていた商、教育の2学部は志願者を最も多く減少させています。また、つねに1万人の大台を保ってきた法学部は2009年からその大台を割り、センター利用入試導入で1度は1万人割れから回復した政治経済学部も再び1万人を割る水準まで減少しています。一方、2009年に昼・夜間部から昼間部になった社会科学部、文・文化構想の2学部を合わせた数(第一・第二文学部の合計と比較)、人間科学部は、比較的減少幅が小さく、志願者数が過去最高に近い水準にあります。


