神戸大学

内容分析
(後) 文
長田弘「五重塔」を読んで、問1 「本というのは、ふしぎなしろものだ」とあるが、本がどのように「ふしぎ」なのか、それぞれの「ふしぎ」に留意しつつ説明する。(250字以内) 問2 「一冊の本はどのようにもわたしに属しながら、わたしに属することによって、ついにわたしたちに属している」とあるが、これはどのようなことか、文章全体の主旨に留意しつつ説明する。(300字以内) 問3 「わたしたちは一冊の本を生の余白としてみずからにもつことによって、わたしたち自身をつくってゆく」とあるが、「一冊の本を生の余白としてみずからにもつ」とはどういうことかを明らかにしつつ、自分自身にとって「一冊の本」の経験とはどのようなものであるかを論じる。(800字以内)
(後) 法
6つの資料を踏まえて、(1)グローバル資本主義がもたらす作用を否定的に捉える見解と、(2)そうした見解とは異なる視点を提供する立場とに分けて、「日本と日本人は今後グローバル資本主義にどのように向き合うべきであるか」というテーマについて議論を整理する。(1000字以内)
(後) 理・物理
問題1 物理の問題に答える。(図示問題1問、計算問題2問)
問題2 物理の問題に答える。(計算問題3問)
問題3 物理の問題に答える。(計算問題1問、論述問題2問)
(後) 国際人間科・グローバル文化
マイケル・S-Y・チェ『儀式は何の役に立つのか―ゲーム理論のレッスン』を読んで、問1 「パン一斤の大きさや味を変えることと、パンを値上げすることとは、同じ公共的な出来事ではないのである」とあるが、どういうことか。協調問題と共通知識の二語を用いつつ説明する。(200字以内) 問2 「共通知識がある程度まで、「内容」や「意味」とは区別できる」とあるが、どういうことか本文中の例を用いつつ説明する。(200字以内) 問3 共通知識の形成について、現代の社会問題や日常生活の諸現象の中から、それがうまくいった例やうまくいかなかった例を挙げつつ論じる。(1000字以内)
(後) 国際人間科・発達コミュニティ
生田久美子『「わざ」から知る』を読んで、問1 筆者のいう「科学的言語」とはどういうものか本文中の語句を用いて説明する。(100字以内) 問2 筆者のいう「『わざ』言語」とはどういうものか本文中の語句を用いて説明する。(100字以内) 問3 自らの経験から「『わざ』言語」の具体例を挙げ、それがどう効果的に働いたか、「科学的言語」と比較しながら説明する。(300字以内) 問4 学びの場において、「科学的言語」と「『わざ』言語」はどのように使われることが望ましいか、自分の考えを論じる。(600字以内)

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