愛媛大学

内容分析
(前) 医・看護
上田紀行『生きる意味』を読んで、問1 漢字の書き取り問題に答える。 問2 傍線部Aの「―」の意味が何故異なるのか、文中の言葉を用いて説明する。(70字程度) 問3 傍線部B「数字信仰」を、文中の言葉を用いてわかりやすく説明する。(60字程度) 問4 傍線部C「医療における権威関係の問題」を、文中の言葉を用いて説明する。(40字程度) 問5 筆者の考えを踏まえて、「一年のもつ意味」について自分の考えをまとめる。(400字以内)
(前) 教育・学校教育教員養成
問1 近年、学校教育では「子どもが主体的に学ぶ」ことが重視されてきている。まず、(1)自分自身がこれまで学校内外で主体的に学んだ経験を1つ挙げ、経験の成果や自分自身の変化を具体的に述べる。次に、(2)主体的な学びがなぜ重要なのかを説明する。なお、語群から最低3つは使用すること。 問2 志望している学校種(幼稚園、小学校、中学校または高等学校)の教師として「子どもが主体的に学ぶ」授業・保育を実戦するために、どのような力が必要と考えるか。また、その力を身につけるために、自分は大学でどのような学習や活動に取り組もうと考えているか。この2点について具体的に述べる。(問1・問2を合わせて800字以内)
(後) 工・環境建設工―社会デザイン
問題1 塩野七生『ローマ人の物語 すべての道はローマに通ず(下)』を読んで、問1 空欄補充問題に答える。 問2 ローマ街道とローマ時代の水道が共通して備えた性質を示した後、両者の運用の違いについて、異なる運用がなされた理由を添えて説明する。(400字以内) 問3 本文にタイトルをつける。
(後) 工・環境建築工―社会デザイン
問題2 問1 表1(交通事故件数、死者数、負傷者数の推移)に示されたデータを用いて2つ以上の項目間の比較を行い、その結果として読み取ることの出来る事実を2つ取り上げ、そこから類推できることを説明する。(計200字程度) 問2 表2(年齢階級別人口の推移)のデータから読み取ることのできる事実を2つ取り上げ、そこから類推できることを説明する。(計200字程度) 問3 表1・表2のデータを組み合わせることによって類推される今後の状況、ならびにこれからの交通安全対策がどうあるべきかについて、自分の考えを述べる。(300字程度)
(後) 法文
問題1  内田樹『困難な成熟』を読んで、筆者の意見を踏まえて、「誰でも言いそうなこと」を語ることの問題点をまとめつつ、「自分の考えを語る」とはどういうことか、そのためには何が必要か、自分の考えを述べる。(500字以内)
問題2  猪木武徳『経済学に何ができるか 文明社会の制度的枠組み』を読んで、学問・研究において自由が果たす役割についての筆者の考えをまとめつつ、学問の自由に大学が果たす役割についての自分の考えを述べる。(500字以内)
(後) 理・生物
問題1  柴岡弘郎「キミ 見てみんか―この素晴らしき植物の世界―」を読んで、問1 筆者の実験から、傍線部(1)の“生長素”はヒマワリのどこで作られ、どのような能力をもつと考えられるか説明する。 問2 本文を読んで、ヒマワリの生長(成長)に関して疑問に思ったことを1つ挙げる。また、それを確かめるために、どのような実験が必要か説明する。 問3 本文には、筆者が日頃見慣れているヒマワリの生長に疑問をもち、実験を行なったことが記されている。このヒマワリの例以外の身近な生命現象で自分が疑問に思っていることを1つ挙げ、それを調べるためにはどのような実験を行うと良いか説明する。
問題2  田中修「植物のあっぱれな生き方」を読んで、問1 花粉を用いることにより、種子植物は陸上に広く分布することが可能になった。その理由を説明する。 問2 鳥媒花は虫媒花に比べてどのような特徴をもつと考えられるか説明する。 問3 キノコは胞子の拡散により分布を広げるが、胞子の拡散方式にも風媒型と虫媒型があることが知られている。しかしながら、キノコは植物と異なり受粉を行わないため、胞子は他のキノコに運ばれる必要はない。虫により胞子が運ばれる利点としてどのようなことが考えられるか説明する。
(後) 理・地球科学
問題1  田口善弘『砂時計の七不思議』を読んで、問1 傍線部(1)に関して、地球科学で登場する重要な縞模様の1つとして、先カンブリア時代に形成された縞状鉄鉱層が挙げられる。この縞状鉄鉱層はどのような仕組みでできたものであるかを、原因となった化学反応と、地球の歴史におけるその化学反応の重要性に注目して説明する。 問2 傍線部(2)に関して、地球科学の面白さとはどのような面白さといえるか、自分が興味を持っている地球科学的な現象を1つ例に挙げ、自分がその現象のどのような点に面白さを感じているかを具体的に説明する。
問題2  谷原和憲「理科の地震学・社会科の地震情報」を読んで、問1 傍線部(1)に関して、テレビや新聞での地震研究者の答えが当時「想定外」と受け取られてしまった理由を説明する。(100字程度) 問2 地震学をはじめとする地球科学の研究者は、研究の意義や成果を一般の人たちに伝える際にどのような点に注意することが求められるか。本文の内容を参考にして、自分の考えを具体的に説明する。
(後) 医・医
問題1  「New England Journal of Medicine」からの引用(英文)を読んで、問1 空欄補充問題に答える。 問2 下線部(1)this regard が示すことを、日本語で答える。(50字以内) 問3 空欄補充問題に答える。 問4 下線部(2)The proportion of people について、2015年の日本の人口ピラミッドとして正しいものを選択肢から選ぶ。 問5 下線部(3)に示される日本で導入された制度を選択肢から2つ選ぶ。 問6 和訳問題に答える。 問7 和訳問題に答える。 問8 下線部(6)について、自分の考える課題解決のための方策を、本文の内容を踏まえて述べる。(100字以内)
問題2  英文を読んで、問1 空欄補充問題に答える。 問2 下線部(1)にはどんなことが書かれているか答える。(100字以内) 問3 和訳問題に答える。 問4 下線部(3)の行動をとった理由を説明する。(100字以内) 問5 和訳問題に答える。 問6 下線部(5)が示していることについて最も適切なものを選択肢から選ぶ。 問7 下線部(6)の意味について、本文の内容を踏まえて述べる。(150字以内)
(前) 教育・特別支援教育教員養成
問1 障害を持つ子どもと接する教員にとって大切なことは何か。具体的な例を挙げながら自分の考えを述べる。 問2 自分自身が特別支援教育を担当する教員になるために、大学の授業や課外活動・社会生活においてどのようなことに取り組みたいか、また卒業後にどのような教員になりたいかについて具体的に述べる。

ページのトップへ