葛西 佑也(古・漢)

  • 国語

【講師からのメッセージ】

試験会場で古文を楽しんで読む力。
古文の「む」という助動詞には、推量、意志、適当といった意味があります。ただ、これは現代に生きる私たちが勝手に今の感覚で意味を分けているだけ。実は同じように、私たちもふだん「う」という助動詞をいろんな意味で使っているんです。「明日は雨だろう」の「う」は推量ですが、「今日は勉強を頑張ろう」の「う」は意志といった具合に。そう考えると、古文の「む」も、現代と近い感覚で読めるようになるはず。逆に、古文には現代と違う意味を持っている単語も。例えば平安時代の人にとって、男の人が女の人の顔を「見る」は、イコール「結婚する」の意味。結婚が決まるまでは、女性は扇子などで顔を隠していたのです。このように、授業では1000年前と今の変わらないところと変わったところを実感してもらいながら、文法や単語の原理原則をていねいに教えます。今と昔、両方の感覚を駆使して、古文を楽しんで読めるようになったら、試験会場でも怖いものはありません。


【講師ストーリー】

もともとは古文の研究者を目指していましたが、受験生と接することでもっと多くの人に古文の魅力を伝えられると思い、講師になりました。「古文っておもしろい」と思えるようになった時、古文は志望校合格のための武器にもなっているはずです。

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