大阪教育大学

内容分析
(後) 教育・学校教育教員養成―小中教育専攻・中等教育専攻理科教育コース
問題1 ドイツのエネルギー資源の状況を示した図を参照しつつ、問1 図中の空欄に入る再生可能エネルギーの名称を答えて、かつそのように判断できる理由を、該当エネルギーの発電量の変化を具体的に取り上げながらそれぞれ説明する。(各100字程度) 問2 図から各発電方法による発電量の変化を読み取り、再生可能エネルギー導入の長所と短所について、科学的観点から答える。(100字程度) さらに、その答えを基に、自分が望ましいと考える将来のドイツにおける発電のあり方について、科学的な観点から論じる。(200字程度)
問題2 ロバート・L・パーク『わたしたちはなぜ「科学」にだまされるのか』を読んで、一般の人々に伝えるべき「科学」と「インチキ科学」を見分けるうえでのポイントとはどのようなものか、理科の学習における探究活動を通じて得た知見などを活用しながら考察し論じる。(400字程度)
(後) 教育・学校教育教員養成―特別支援教育
井上智・井上賞子『読めなくても、書けなくても、勉強したい―ディスレクシアのオレなりの読み書き―』を読んで、筆者の気持ちを要約したうえで、どのような教育的対応が可能か述べる。(600字以上800字以内)
(後) 教育・教育協働―教育心理科学
柏木惠子『子どもが育つ条件―家族心理学から考える』を読んで、筆者の主張する「子育ての社会化」の意義をまとめたうえで、現代の子育てにおける社会の役割について自分の考えを述べる。(800字以内)
(前) 教育・学校教育教員養成―小中教育専攻・中等教育専攻家政教育コース
問題1 「家庭の電力消費量の推移」と「主要家電製品の世帯あたりの保有数量の推移」に関する図表を見て、問1 図表から読み取れることと問題点を述べる。(200字以内) 問2 問1を踏まえて、自分が考える「環境に配慮した生活」について説明する。(600字以内)
問題2 野菜の摂取量と摂取頻度に関する図表を見て、問1 図表から、20代の若者の食生活における問題点を指摘する。(200字以内) 問2 問1で挙げた問題点を改善するための具体的な方法として考えられることをまとめる。(600字以内)
(前) 教育・学校教育教員養成―小中教育専攻・中等教育専攻国語教育コース
梶原正昭・山下宏明『平家物語 下』を原文として、その口語訳(1)(林望『謹訳平家物語 三』)と口語訳(2)(古川日出男『平家物語』)を読んで、問1 口語訳(1)・(2)の文体に留意して、空欄部に入れる適切な口語訳を入れる。 問2 口語訳(2)の臨場感を強調した文体の特徴を論述する。その際、原文・口語訳(1)・(2)から適宜引用を行い、また、口語訳(2)のような文体上の工夫からもたらされる効果と、それによって失われる原文の特徴を明確にすること。(700字以上800字以内)
(前) 教育・学校教育教員養成―小中教育専攻・中等教育専攻社会科教育コース
問題1 広井良典『ポスト資本主義 科学・人間・社会の未来』を読んで、筆者の主張する政策対応がどのような意味で「根本的なパラドックス」となるかを説明したうえで、そうした政策対応の具体的な例としてどのようなものが考えられるかを論じる。(600字以上800字以内)
問題2 ピーター・メンツェル、フェイス・ダルージオ『地球の食卓世界 24カ国のごはん』を読んで、本文で紹介された一家に関して、文章と写真からその生活の様子をまとめ、一家の少女の生き方について自分の考えるところを述べる。(600字以上800字以内)
(前) 教育・学校教育教員養成―小中教育専攻学校教育コース
問題1 萩本欽一『ダメなときほど「言葉」を磨こう』を読んで、「高校時代のこの出来事だけで僕はいまだに親父を尊敬しています」と筆者が思う理由をまとめたうえで、それに対する自分の考えを述べる。(600字以内)
問題2 加藤良平「民主主義と多数決の近くて遠い関係」を読んで、ある状況における多数決という決め方に対する自分の考えを述べる。(600字以内)
(前) 教育・学校教育教員養成―特別支援教育
渡部信一『教育現場の「コンピテンシー評価」―「見えない能力」の評価を考える』を読んで、熟年教師の「見えない能力」の評価と教育について要点をまとめ、自分の考えを述べる。(600字以上800字以内)
(前) 教育・教育協働―グローバル教育専攻多文化リテラシーコース
問題1 北川冬彦の詩「泡」とその解説文(伊藤信吉「現代詩の鑑賞」)を読んで、解説に対する自分の考えを具体的に示しながら、詩「泡」を鑑賞する。(400字以上600字以内)
問題2 柴崎信三『絵筆のナショナリズム―フジタと大観の<戦争>―』を読んで、問1 漢字問題を解く。 問2 事大主義の意味を簡潔に説明する。(20字以内) 問3 現在の日本ではどのような民族の伝統やシンボルが操作され、いかなる結果を招いているか、具体的に論述する。(300字以内) 問4 筆者は本文で繰り返し横山大観の芸術的「衰弱」を指摘している。その「衰弱」をもたらした原因が何かを本文に即して説明し、さらに芸術が「衰弱」に陥らぬために芸術家が心得るべきことは何か、自分の考えを論述する。(問4全部で400字以内)
(前) 教育・教育協働―教育心理科学
ニコラス・エプリー『人の心は読めるか?』を読んで、問1 本文から読み取れる、「第六感が働かなくなる」理由についてまとめる。(400字以内) 問2 筆者が述べているような「心理的な距離」があることによって、社会ではどのような問題が生じているか、自分の考えるところを述べる。(800字以内)
(前) 教育・教育協働―健康安全科学
問題1 寺田寅彦『天災と国防』を読んで、本文に示された筆者の「天災」についての主張をまとめ、さらにその主張に対する自分の考えを述べる。(600字以内)
問題2 厚生労働省『平成27年度国民健康・栄養調査結果の概要』から作成された適正な休養の確保に関する状況の調査結果の表をみて、結果をまとめ、適正な睡眠の確保について自分の考えを述べる。(600字以内)
(前) 教育・初等教育教員養成課程小学校教育専攻 昼間コース・夜間5年コース
問題1 齋藤孝『考え方の教室』を読んで、筆者の主張を要約したうえで、一人ひとりが考える力を養うためにはどのようにすればよいかについて、自分の意見を述べる。(600字以上800字以内)
問題2 ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史(上)』から抜粋した2つの文章を読んで、それぞれを要約したうえで、傍線部「農業革命は史上最大の詐欺だったのだ」について自分の考えを述べる。(600字以上800字以内)
(前) 教育・養護教諭養成
問題1 福田恆存『私の幸福論』を読んで、外形と内面についての自分の考えを、筆者の意見を交えて述べる。(800字以内)
問題2 厚生労働省『第6回21世紀出生児縦断調査結果の概況』を読んで、資料から読み取れることと、テレビの視聴やコンピュータゲームの使用について、子どもにどのような指導をすればよいか、自分の考えを述べる。(各400字以内)

ページのトップへ