法政大学

内容分析
(T日程) 文・日本文
泉鏡花『高野聖・眉かくしの霊』を読んで、問1 「高野聖」のなかで、旅僧が「孤家」の「婦人」に一夜の宿を求めた際、「婦人」は「私は癖として都の話を聞くのが病でございます、口に蓋をしておいでなさいましても無理やりに聞こうといたしますが、あなた忘れてもその時聞かして下さいますな、可うござんすかい、私は無理にお尋ね申します、あなたはどうしてもお話しなさいませぬ、それを是非にと申しましても断って仰有らないようにきっと念を入れて置きますよ。」と旅僧に忠告するが、なぜそう言ったのか、作品全体を踏まえて論じる。(400字以内) 問2 「眉かくしの霊」に「芸妓の化けものが、山賊に変わったのである。」とあるが、これは何を表現しているのか、具体的に論じる。(200字以内)

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