照明を使い分けて、勉強の効率アップ!
受験勉強は順調に進んでいますか?
大学受験突破を目指して勉強を頑張っている受験生の皆さんにとって、限られた時間を有効活用してライバルに差をつけるために、勉強の効率アップが大きな課題となっていることでしょう。
夏休みや冬休みなどの期間は、自宅で勉強する時間も長くなります。
そこで今回は、勉強の効率アップに最適な照明の種類と使い分けについてお伝えします。
最適な室温と湿度については、『勉強に最適な湿度と温度の関係!勉強効率がUPする環境とは?』で紹介していますので、ぜひご参考に。
勉強部屋にピッタリな照明とは…
一般家庭の照明には主に「蛍光灯」「LED」「白熱電球」が使用されています。
蛍光灯とLEDには色の種類があり、一般的に販売されているのは『電球色』『昼光色』『昼白色』の3種類です。
『電球色』のオレンジがかった光の色は、目にも優しく、気持ちをリラックスさせる効果があります。
一方、眠気を感じやすく、集中しづらいという側面もあります。
『昼光色』の青みがかった光の色は、脳を覚醒させる効果があります。
集中力が増す一方で、疲れ目や偏頭痛の原因になるなど、長時間の勉強には不向きな面もあります。
そこで、勉強部屋に使用する照明として皆さんにおすすめしたいのが『昼白色』です!
『昼白色』は『電球色』と『昼光色』の中間の色です。
太陽に近い白色で光の色にクセがないので、どのような場所でも使用できます。
また、リラックスしすぎたり、覚醒しすぎたりすることがないので、『昼白色』が最も勉強部屋に適した照明といえるでしょう。
蛍光灯とLEDのどちらにも『昼白色』がありますが、LEDは蛍光灯よりも寿命が長く、消費電力が少ないのが特徴です。
省エネ・エコロジーの観点から、昨今では白熱電球や蛍光灯からLEDに切り替える動きが活発化しているので、LEDの照明器具はより豊富な種類の中から選ぶことができます。
勉強部屋にはNGな照明とは…
続いて、勉強部屋にはできれば避けたい照明についてお伝えします。
それは…「白熱電球」です!
白熱電球は電気をつけていると熱が発生するという特徴があります。
頭の周辺に熱がこもった状態では集中力が下がりやすいため、勉強をする時には不向きな照明です。
その一方で、白熱電球の暖かな光の色は、料理を美味しそうにみせる効果やリラックス効果があるといわれています。
受験勉強に集中して取り組むためには適度な休憩も必要ですので、リラックス効果のある白熱電球を休息をとる部屋で使うのも良いでしょう。
照明を使い分けて、受験勉強の効率アップ!
このように照明の種類によって相応しい場面は様々です。
勉強部屋の照明はLEDか蛍光灯の「昼白色」を使用して、食事を取る部屋や休息する部屋の照明は白熱電球を使用するなど、場面によって使い分けることをおすすめします!
LEDを使った照明器具には、色の種類を調整できる機能がついているものもありますので、受験勉強をする時と休憩する時で色の種類を変えるのも良いでしょう。
自宅で長時間勉強していると、集中力が切れやすいという人も、勉強部屋と休憩をする部屋の照明を使い分けることで気持ちを切り換えやすくなります。
照明の種類と光の色がもつ特徴を利用して、受験勉強の効率をアップさせましょう!