代々木ゼミナール大阪南校受験サポートコラム

スマホで勉強するのはあり?なし?大学受験に役立つ活用法と注意点

スマホで勉強するのはあり?なし?大学受験に役立つ活用法と注意点

2026/05(更新)

2020/06(初稿)

「スマホは勉強の邪魔になる」と思われがちですが、活用方法によっては受験勉強の強い味方になります。
移動中の復習や暗記、調べ学習など、スマホだからこそ取り入れやすい勉強法もあります。
大切なのは、スマホを何となく使うのではなく、勉強のための道具として使いこなすことです。
この記事では、スマホを活用した勉強法と注意点を紹介します。

スマホで勉強するのはあり?受験勉強にも活かせる理由

スマホで勉強するのはあり?受験勉強にも活かせる理由

「スマホで勉強すると集中できないのでは?」と思う人もいるかもしれません。たしかに、SNSや動画、ゲームなどに気を取られてしまうと、勉強の妨げになることがあります。

しかし、スマホそのものが悪いわけではありません。大切なのは、スマホをどう使うかです。使い方を工夫すれば、スマホは受験勉強を支えてくれる便利な学習ツールになります。

実際に、移動中や待ち時間などのスキマ時間を活用して、スマホで英単語を覚えたり、授業ノートを見返したりしている受験生も多くいます。まとまった勉強時間が取れない場合でも、短い時間を積み重ねることで学習を進めやすくなるのは、スマホ勉強の大きな特徴です。

ただし、便利な一方で、使い方によっては集中を妨げることもあります。そのため、スマホを勉強に活かすには、メリットとデメリットを理解したうえで、自分に合った使い方を考えることが大切です。

スマホで勉強するメリット

スマホで勉強するメリット

スマホで勉強することには、多くのメリットがあります。使い方を工夫すれば、普段の勉強を続けやすくなり、勉強をより効率よく進めることにもできます。

スマホ勉強の主なメリット

  • ・スキマ時間を活用しやすい
  • ・わからないことをすぐ調べられる
  • ・動画や音声で学べる
  • ・勉強時間や学習計画を管理しやすい

1. スキマ時間を活用しやすい

スマホ勉強の大きなメリットは、移動中や待ち時間などのスキマ時間を活用しやすいことです。通学中の電車やバス、学校の休み時間、少し空いた時間など、机に向かえない場面でも勉強に取り組みやすくなります。

たとえば、英単語の確認、一問一答の復習、授業ノートの見直しなどは、スマホでも十分にできる内容です。短い時間でも勉強できるため、忙しい受験生にとっては特に便利です。

2. わからないことをその場ですぐ調べられる

勉強中に、知らない言葉や問題の解き方が出てくることはよくあります。そんなとき、スマホがあればその場ですぐに検索して確認できます。疑問をそのままにせず、その場で解決できるいのは大きな強みです。

わからないことを解決できると、次の内容にもスムーズに取り組めます。小さな疑問をそのままにしないことは、理解を深めるうえでも大切です。

3. 動画や音声を使って学べる

スマホは、文字だけでなく、動画や音声を使った学習にも向いています。文章だけではわかりにくい内容でも、映像で解説を見たり、音声で聞いたりすることで理解しやすくなることがあります。

特に、英語のリスニングや発音の確認、数学や理科の解説動画の視聴、苦手単元の復習などは、スマホと相性のよい勉強です。自分のペースで何度も見直したり聞き直したりできる点も便利です。

4. 勉強時間や学習計画を管理しやすい

スマホは、勉強そのものだけでなく、勉強の進め方を整理するのにも役立ちます。やるべき課題を書き出して優先順位をつけておくと、今何に取り組むべきかがわかりやすくなります。

また、予定の確認や復習の管理がしやすいのもスマホの便利な点です。内容を整理しながら、計画的に勉強を進めたい人に向いています。

スマホで勉強するデメリット

スマホで勉強するデメリット

スマホは便利な学習ツールですが、使い方によっては勉強の効率を下げてしまうこともあります。便利だからこそ、良い面だけでなく、注意しておきたい点もきちんと理解しておくことが大切です。

スマホ勉強で気をつけたいこと

  • ・SNSや動画、ゲームなどの誘惑が多い
  • ・通知によって集中が途切れる
  • ・長文読解や複雑な内容の整理には向かないことがある
  • ・目や肩、首に負担がかかりやすい
  • ・夜遅くの使用は睡眠に影響することがある

1. SNSや動画、ゲームなどの誘惑が多い

スマホ勉強の最大のデメリットは、勉強以外の誘惑が多いことです。勉強のためにスマホを開いたつもりでも、メッセージを確認したり、気になる通知を見たりするうちに、いつの間にか別のアプリを開いてしまうことは少なくありません。

「少しだけ」のつもりが長時間になってしまい、気づけば勉強時間が減っていた、ということも起こりやすいです。スマホは便利な反面、集中を乱しやすいことを意識しておく必要があります。

2. 通知によって集中が途切れやすい

勉強中にメッセージやSNSの通知が表示されると、そのたびに意識がそちらへ向いてしまいます。たとえ数秒しか見ていなくても、一度切れた集中を元に戻すには時間がかかることがあります。

こうした小さな中断が何度も重なると、勉強時間は確保していても、学習の質が下がってしまいます。特に、読解や思考が必要な勉強では影響が大きくなりやすいでしょう。

3. 長文読解や複雑な内容の整理には向かないことがある

スマホは画面が小さいため、長文を読んだり、複雑な内容を整理したりする勉強にはあまり向かない場合があります。紙の教材のように全体を見渡しにくいため、文章の流れや要点をつかみにくいと感じる人もいます。

また、数学の途中式を書きながら考える問題や記述対策のように手を動かして整理したい勉強は、紙の方が進めやすいことも多いです。

スマホと紙教材それぞれに向いていること

スマホと紙教材それぞれに向いていること

スマホと紙教材には、それぞれ大学受験の勉強に向いているポイントがあります。

スマホは、学習アプリを使った暗記、調べ学習、動画視聴、音声学習、短時間の復習などに向いています。教材をデータ化してスマホで管理すれば、たくさんの教科書、参考書、資料集などを持ち歩く必要がありません。
荷物が軽くなるので、できるだけ荷物を減らしたい人にも向いています。
また、外出先で勉強する際にも便利で、移動中などのスキマ時間に手軽に学習できます。

一方、紙教材は、記述問題、数学の演習、長文読解、じっくり考える学習に向いています。直接書き込むことで記憶に残りやすく、学習に効果があると言われています。また、視覚的にどれくらい勉強したかが認識しやすく、自信にもつながります。友達と貸し借りをしたり、大事なところに印をつけたりできるのも紙ならではの良さです。

それぞれの特徴にあわせて活用することが大切です。

スマホを活用した具体的な勉強法

スマホを活用した具体的な勉強法

スマホは、使い方を工夫することで、さまざまな勉強法に取り入れることができます。特に大学受験では、限られた時間を有効に使うことが大切なので、スマホを上手に活用できれば、日々の勉強をより効率よく進めやすくなります。

スマホで取り入れやすい勉強法

  • ・学習アプリを使った暗記学習
  • ・授業動画・解説動画での復習
  • ・わからない問題や用語の検索
  • ・音声を使った英語学習
  • ・ノートやプリントの見直し
  • ・タイマー機能を使った勉強時間の管理

1. 学習アプリを使った暗記学習

学習アプリを使った暗記学習は、スマホと特に相性のよい勉強法です。英単語や古文単語、漢字、歴史の一問一答などは、短時間で繰り返し確認しやすく、通学中や休み時間にも取り組みやすい内容です。

紙の単語帳よりも手軽に開きやすいため、毎日続けやすいのもメリットです。

2. 授業動画や解説動画で苦手を補う

授業動画や解説動画を活用して、苦手な単元を補うのもおすすめです。学校や塾の授業で一度聞いただけでは理解しきれなかった内容も、動画なら自分のペースで見直すことができます。

わからない部分で止めたり、何度も繰り返して確認したりできるので、苦手分野の復習に役立ちます。特に、数学の解き方や理科の仕組みなど、文章だけではイメージしにくい内容は、動画で学ぶと理解しやすくなることがあります。

3. わからないことをその場ですぐ調べる

勉強中に、わからない問題や知らない用語が出てきたとき、その場ですぐ検索して調べられるのもスマホの便利なところです。疑問をそのままにしてしまうと、あとで見直そうと思っても忘れてしまうことがありますが、スマホならすぐに確認できます。

4. 音声を使った英語学習

英語の学習では、音声を活用した勉強も効果的です。リスニング問題の音声をきいたり、英単語や英文の発音を確認したりすることで、読むだけでは身につきにくい力を伸ばすことができます。

イヤホンを使えば、電車の中や自宅など、場所を選ばず勉強しやすいのもスマホならではの利点です。

5. ノートやプリントを画像で見直す

ノートやプリントをスマホで撮影しておけば、あとから手軽に見返すことができます。学校でもらったプリントや自分でまとめたノートをすぐ確認できるため、外出先でも復習しやすくなります。

特に、テスト前に重要ポイントだけを見直したいときや重い教材を持ち歩きたくないときには便利です。画像が増えすぎると探しにくくなるため、教科ごとに整理しておくと良いでしょう。

6. タイマー機能で勉強時間を管理する

スマホのタイマー機能や学習管理アプリを使えば、勉強時間を意識しながら勉強しやすくなります。たとえば、「25分勉強して5分休憩する」というように時間を区切ると、集中できる人もいます。

また、どれくらい勉強したかを記録できるので、自分の努力が目に見えやすくなり、モチベーションの維持にもつながります。

勉強に活用できるスマホの機能

勉強に活用できるスマホの機能

スマホにはさまざまな機能がありますが、中でも勉強に役立つものは多くあります。

  • ・学習アプリ
  • ・カメラ機能
  • ・メモ機能
  • ・タイマー機能
  • ・リマインダー機能

アプリは特に便利で、無料で使える学習アプリもたくさんあります。英語に翻訳してくれるものや暗記に役立つアプリなど、種類も豊富です。自分に合ったものを見つけてみるのもよいでしょう。

また、カメラ機能を使えばノートやプリントを撮影して保存できます。メモ機能を使って覚えておきたい内容を書き残したり、タイマー機能で勉強時間を測ったりするのもおすすめです。リマインダー機能を使えば、課題や学習予定の管理もしやすくなります。

大学受験に向けて勉強していると紙が多くなりがちなので、プリントやノートなどをデータ化して管理するのも賢い活用方法です。机の周りの整理整頓にも役立ちます。

スマホ勉強が向いている人・向いていない人

スマホ勉強が向いている人・向いていない人

スマホを使った勉強はとても便利ですが、誰にとっても同じように合うとは限りません。人によって、集中しやすい方法や覚えやすい方法は違うため、スマホ勉強が合う人もいれば、あまり向かない人もいます。

大切なのは、「周りが使っているから」という理由で決めるのではなく、自分に合っているかどうかで判断することです。

スマホ勉強が向いている人

  • ・移動時間が多く、スキマ時間を活用したい人
  • ・短時間で繰り返し学ぶのが合っている人
  • ・動画や音声を使う方が理解しやすい人

通学時間が長い人や部活・習い事などで忙しく、机に向かう時間を十分に取りにくい人にとって、スマホは短時間でも学習しやすい便利な道具です。英単語や古文単語、一問一答のように、何度も見直すことで定着しやすい学習内容は、スマホと特に相性がよいです。

また、文字だけではわかりにくい内容でも、解説動画で流れを見たり、英語の音声をきいたりすることで理解しやすくなる人にとっても、スマホはとても使いやすい学習ツールです。

スマホ勉強が向いていない人

  • ・ついSNSや動画アプリを開いてしまう人
  • ・長時間画面を見ると疲れやすい人
  • ・紙に書いたほうが覚えやすい人

勉強中についSNSや動画アプリを開いてしまう人は、スマホを使うことでかえって集中できなくなります。画面を長時間見続けると疲れやすい人にも、スマホを使った学習は負担になりやすいです。

また、ノートにまとめたり、実際に手を動かして問題を解いたりすると理解が深まる人には、スマホだけに頼らない学習法が向いている場合があります。特に数学や記述式の問題では、書いて考える勉強の方が力を伸ばしやすいこともあります。

迷ったときは使い分けがおすすめ

もしスマホ勉強があまり合わないと感じる場合は、無理にスマホだけで勉強する必要はありません。スマホと紙教材を使い分けることで、自分に合った勉強スタイルを確立できます。

  • ・暗記や一問一答はスマホ
  • ・英語のリスニングや解説動画はスマホ
  • ・問題演習や記述対策は紙教材
  • ・長文読解や数学の計算は紙中心

スマホの利用にはルールを!

スマホの利用にはルールを!

大学受験までの時間には限りがあるので、やるべきことに集中しなければいけません。
スマホはとても便利なもので、上手く活用すれば便利なツールになります。
しかし、集中力を奪ってしまう道具にもなりかねないということは理解しておく必要があります。

友達との連絡や面白い動画などを見て時間を無駄に使ってはいけません。
勉強以外に使う場合には、時間に制限を設けた方がよいでしょう。

おすすめのルール

  • ・勉強中は通知をオフにする
  • ・SNSアプリは開かない
  • ・勉強用アプリ以外は閉じておく
  • ・休憩時間だけスマホを見る
  • ・休憩時間は使用時間を決める

スマホを完全に遠ざけるのではなく、勉強のために使う時間と、それ以外の時間を分けて考えることが大切です。

スマホ勉強でよくある質問

ここでは、受験生が気になりやすいポイントをわかりやすく整理して紹介します。

スマホで勉強すると成績は下がる?

スマホを使って勉強すること自体が、直接成績を下げるわけではありません。問題になるのは、スマホを何に使うかです。

  • ・SNSや動画、ゲームに多くの時間を使うと、勉強時間が減る
  • ・通知や別のアプリが気になって、集中が切れやすくなることもある
  • ・一方で、学習目的で使えば効率アップにつながることもある

つまり、成績に影響するのはスマホそのものではなく、どう使うかにあります。

スマホ学習だけで受験対策できる?

スマホを活用して進めやすい勉強もありますが、大学受験対策をすべてスマホだけで完結させることはできません。紙の参考書や問題集と組み合わせて上手に使うことがおすすめです。

紙教材とどう使い分ければいい?

スマホと紙教材は、それぞれ良い点があります。スマホは暗記学習、調べ学習、音声学習、移動中や待ち時間の復習に向いています。一方で、紙教材は記述問題、計算問題、長文読解、じっくり考える演習に向いています。

スマホ依存気味でも勉強に活用できる?

活用することはできますが、その場合は特に使い方のルールを決めることが特に大切です。たとえば、「通学中の10分だけ単語アプリを使う」など、用途を限定して始めるのも良い方法です。長時間スマホで勉強しようとするのではなく、しっかりとルールを決めて使えば、勉強に活用できます。

まとめ|スマホは使い方次第で勉強の強い味方になる

スマホを上手く活用すると、勉強方法の幅が広がり、大学受験にも役立ちます。
紙教材と使い分けることで、それぞれの特徴を活かしながら効率よく勉強を進めていくことができます。

スマホは、スキマ時間の活用や暗記、調べ学習などに便利な一方で、使い方によっては集中力を下げてしまうこともあります。自分に合った使い方を見つけ、使用ルールを設けることが大切です。

スマホを勉強の味方にできるように、上手に活用していきましょう。

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