北澤 紘一

  • 国語

【講師からのメッセージ】

大学の授業を理解する国語力を身につける。
漢文は、中国で使われていた言葉と思っていませんか?実は、明治初期まで政治、経済、法律、歴史、理系の文書などすべての分野で書き言葉として、日本でずっと使われてきた言葉なのです(日本書紀も古事記も解体新書も漢文です)。つまり、みなさんが大学で学ぼうと思っている学問だって、日本では漢文を使って発展してきたということ。そう考えると、あまり馴染みのなかった漢文にも興味がわいてきませんか?受験では、漢文の試験は覚える知識の量が少ないので、しっかり学んだ生徒からは「満点でした」という報告もたくさん届いています。現代の日本語だって、もともとは漢文の訓読がもとになってできたもの。パズルのような解法ではない、正しい漢文の読解法を学べば、国語力が強化されます。日本のルーツに触れると同時に、確実に得点が狙える漢文の世界へ、ようこそ。


【講師ストーリー】

東アジアにとっての漢文は、ヨーロッパにおけるラテン語のような聖なる言語。日本語だけでなく、多くの言語・文化のルーツとなっています。漢文を学ぶことで、東アジアの中の日本という視点も持てる。そんな漢文の魅力を正しく伝えるために講師になりました。


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