藤井 健志

【講師からのメッセージ】
コミュニケーション力が、合格力。
現代文の問題は、三者によるコミュニケーションでできています。「出題者」が「受験生」に向かって「『筆者』は何と言っていますか?」と聞いているのが基本のかたち。これがわからず、受験生と筆者だけの対話になってしまうと、出題者の意図とちがう解答になってしまいます。また出題者の意図にとらわれすぎて筆者が置き去りになってしまうのも、当然よくありません。この三者による複雑なコミュニケーションこそ、現代文の難しさなのです。授業では、この受験問題のしくみに気づいてもらうことはもちろん、一人ひとりの生徒に声をかけて、答案の添削にも力を入れています。私という年代のちがう人間との会話を通じて、コミュニケーション能力を磨くことができれば、それも現代文を解く力へとつながりますから。
【講師ストーリー】
大学時代に当時の代ゼミの先生からの紹介を受けて、家庭教師を務めたことがきっかけで、“教える喜び”に目覚めました。予備校の役割はみなさんを合格に導くことですが、同時に、大学での勉強につながる力も身につけられればと思っています。