稲垣 満

【講師からのメッセージ】
自分の可能性を信じてほしい。
物理はあたりまえの現象をあたりまえにとらえる学問なので、少し現実的な話をします。
たとえば偏差値40の生徒が一年で東大を目指すことはさすがに難しいかもしれないし、大学受験から勉強をはじめた人は小学生のころから勉強を続けている人と比べて、はじめのうちは成績が出にくいかもしれません。だけど、そこで「どうせ自分は・・」と手を止めてしまわないでほしいのです。それはスタートラインが違っただけであり、決して自分の能力が人より劣っているというわけではないからです。自分の可能性を信じ、最後まで努力しつづける覚悟さえ持っていてくれれば、受験で発揮すべき学力と精神力は、授業の中で身につけていけますから。
【講師ストーリー】
大学院博士課程のときに、父親の勤めていた会社で問題が生じ、給与の支払いが止まってしまったことがあります。その時、生活費を稼ぐために非常勤で講師をはじめました。勉強の楽しさやわかる喜び、そして人生の厳しさも経験した自分だからこそ教えられることがあると思っています。