代ゼミ講師が教えるノート術/化学

演習問題の解きなおしを行うノートはどのように書けばよいのか

授業の演習問題や過去問演習、模擬試験でうまくいかなかった問題は解きなおしを行うと効果が高いと思われます。このときのノートは、もう一度同様の問題にあたったときの解答指針となるよう、本文を細分化し各短文の意味を考えるページと、実際に解答を作成するページを分けてみるのも有効と考えられます。今回は有機化学の構造決定問題をテーマにします。同じような短文が別の多くの問題に使用されるため、それが意味することに気付くことが正解に至る道標になるでしょう。

化学の授業ノート

化学の授業ノート 化学の授業ノート

演習問題の解きなおしを行うノート 書き方のまとめ

藤原講師

今回ご紹介した形は、過去問演習で特にできなかった問題をリスト化するときなどにも効果があると思います。はじめのページは問題とそこへの書きこみ、短文の意味を列挙する作業などを行いました。「この下線部、どういう意味だっけ」と直前期に見なおしていくと効果があるのではないでしょうか。計算のスペースの確保も忘れずに行ってください。
過去問でできなかった問題リスト、ぜひ作ってみてください。