優秀ノート発表!!
【日本史B授業】日本文化のあけぼの(Helloverさん)
- ★よかったところ
全体的に非常に見やすくわかりやすいノートです!これなら復習の際にどこが重要かがすぐにわかりますね。
右端にある補足説明や、ところどころにあるイラストや図も効果的です。補足説明のフキダシもGood! - ★アドバイス
古代の遺跡は場所(所在地)が重要です。簡単な地図を描いておくと忘れにくくなります。
難解な歴史用語にはルビ(ふりがな)を付けておくといいでしょう。まとめたあとに漢字ミスの確認もするといいですね。
ノート術として学んだこと(Helloverさん)
- ・後で見直すときに見やすいようにする意識。
→余白のとり方、文字の大きさ - ・暗記Bookとして利用できるように。
→市販のより優秀になるのを目指して。 - ・歴史では流れがしっかり理解できるよう書く。
→やじるしなどをうまく利用する。
日本史~自由民権運動~(ろ さん)
- ★よかったところ
読みやすい字で、ルビが効果的です。自由民権運動と政府側の動きが丁寧にまとめられていてよかったです。 - ★アドバイス
あとでノートを見返した時に授業を思い出せるように工夫しておくと、ノートの見直しが俄然楽しくなります。
ノート術として学んだこと(ろ さん)
授業中には板書だけでなく先生が口頭で説明したこともメモすることが大切だなとあらためて感じました。
あとで復習するときに役立ちます。
日本史A[攘夷運動~倒幕](いのりさん)
- ★よかったところ
難解な幕末を時系列にまとめていてわかりやすかったです。特に、月刻みもしっかりおさえることが出来ていました。 - ★アドバイス
たくさんの人物が登場する幕末ですが、人物の出身や所属(藩名など)も併記しておくとより識別しやすくなります。
受験日本史の上手なノート術は?(近現代経済史編)
日本史、よくいう“流れ”をつかむには?
歴史には①背景(原因)、②展開、③経過・結果、が必ずあります。それらをきちんと書いていくと効果的!あとで見直した時にダンゼン流れがわかりやすくなります。
ノート作りで効果的なのは?
色分けしたり、矢印を使用したりするとGood!さらに、授業中に講師が板書せず口頭だけで説明した内容も書き留めておくといいでしょう。このささやかな努力が効果的!理想は、“ノートを見直すと、講師の話が思い出せる”ことです。
特に近現代史の場合、気をつけておくことは?
近現代史を理解していく上で、いわば“骨格”にあたる部分が歴代内閣!明治時代以降の出来事は、この内閣ごとに把握できていると非常につかみやすくなります。特に、昭和戦前の経済史だとそのときの大蔵大臣名もセットで記しておけばさらにGood!
ある生徒の日本史ノートを具体例として見てみましょう。
日本史ノート、つくり方のまとめは?
- ★今回取り上げた近現代史については、政治史・外交史・経済史が複雑に絡み合っているため、ほかの時代と比べ、難解な印象があります。高校使用の教科書も分厚く、おまけに外交史・経済史のボリュームが多いという点も理解を困難にさせている要因になっています。だからこそ、ノート作りの際には因果関係(原因・背景→展開→経過・結果)をよりはっきりとさせておくこと、具体的にはそれらをノートに明記してしまうこと、これがノート作りの“肝”の部分です。
- ★そこで、「受験日本史の上手なノート術は?」でもふれましたが、明治時代以降の近現代史については、歴代内閣ごとに出来事を分けて整理していくと理解がしやすくなります。まず歴代内閣を明治・大正・昭和で分けてみましょう。そして、ノートに歴代内閣ごとの出来事を時系列で書き出していき、外交史や経済史に関する出来事は下線を引いたり、色を使ってまとめたりします。さらに、わかる範囲で内閣の退陣理由もひとこと添えていけば、それだけで内閣の流れがつかめます。
- ★日本史は、歴史語句の理解の有無が時代の内容そのものの理解に直結することがあります。従って、「用語集」のような“辞書”を活用し、意味がわからない用語を調べよう!その時、調べた用語について、その場で必ずノートの該当部分に少しでも書き足しておくことが大切です。こうした工夫が、日本史の“語彙力”増加に通じます。特に、近現代史における日本史用語や説明表現の語彙は、大学入学後にも通じるものが多く将来的にも役立つのです!!