
世界史のノートを作るにあたって
ノートは何のために作るのか?
- 自分で作ると、その書いた位置を覚えているため、事件の並べ替え、複雑な名前、比較する正誤問題などができるようになります。
- 「丁寧に&カラフルに」は悪くはありません。しかし、ノートは自己満足ではなく、追い込み時期や入試期間中、1年間覚えてきた知識を確実に見直すために絶対に必要になるものです。
ノート作りのリスク克服
点を取るためにはアウトプットが重要になります。ですから、ノート作りに時間をかけ過ぎないように、“90分の講義”なら“90分の作成時間”を目安にしましょう。
ノート作りには工夫が大切
左が“板書とメモ”で、右が“地図・写真・資料&自分で調べたもの”、と決めておくと使いやすい理想のノートになります。さらに、左右とも覚えにくい部分や頻出だと言われた用語・短文を空所で抜く形式か、赤で書いてシートをかぶせる形式にすると、さらに後々使いやすい「自分だけの最高級世界史ノート」を完成させることができます。
これらは、必ず大学生になってからも、レポートやテストで使うことになるでしょう。受験のためだけという一過性のモノにしては勿体ないのが「自作世界史のノート」なのです。


世界史ノートの作り方のまとめ

- ①予習段階
その日にやる単元の概要(主題となる国や地域・登場人物・メインとなる戦争や事件など)を“講義調の参考書”を使って熟読しておきましょう。基礎レベルがすでに頭に入っている人は、“一問一答問題集”で知識の確認をしてから授業に臨みましょう。
15~45分程度が望ましいです。 - ②授業中
黒板に書かれたモノは勿論ですが、自分の記憶をあてにせずに、できる限りメモを取ることが大切です。世界史は、雑談と思われるモノが解答のヒントになることが多々あります。すべてを聞き取るつもりで、もれなくメモをとりましょう。 - ③復習段階
2通りあります。板書やプリントすべてを清書ノートに整理するか、授業で使用したモノをコピー・貼り付けしてポイントだけ手で書き加えていくかのいずれかです。勿論、前者の方がレベルは上がります。特に初学や苦手な人の場合は・・・。後者は時間を短縮できるというメリットはありますが、 得意な人以外は決してお勧めできません。