琉球大学

内容分析
(後) 医・医
問題1 英文を読んで、文中の人物の歯ぐき等からの出血について、その原因となった病気として何が考えられるか、理由も含めて述べる。(300字以内)
問題2 心不全に関する英語のレビュー論文を読んで、問1 本文から心不全の従来の分類と、筆者らが提唱する新分類の相違点を説明する。(150字以内) 問2 本文に記されている大規模臨床試験の問題点を要約し、その試験の問題点を改善および解決するための方策を述べる。(150字以内)
問題3 英文を読んで、問1 バイオバンクにおいて情報や試料を提供する人々から個別に同意を得ることが困難な理由と、それに対する対応策についてどのような利点があるかも含めて述べる。(150字以内) 問2 バイオバンクについて知るところを述べる。(200字以内)
問題4 今後の医療の主流になると予測されている個別化精確医療(precision medicine)の近未来について書かれた英文を読んで、問1 個別化精確医療の概念を説明した箇所を、前後の文脈を踏まえて和訳する。 問2 アメリカ合衆国における近未来の糖尿病患者数の増加を予測した箇所を、前後の文脈を踏まえて和訳する。 問3 本文をよく読んで、2型糖尿病の発症要因として挙げられる因子を5つ述べる。 問4 本文全体の記載をよく読んだうえで、2型糖尿病に対する早期の正確な診断が難しい理由を述べる。(200字以内) 問5 前後の文脈を充分に踏まえたうえで傍線部和訳をする。 問6 本文全体の記載をよく読んだうえで、個別化精確医療が本格化すると、医師の仕事内容がどのように変化すると考えられるか述べる。(200字以内)
(後) 医・保健
神馬征峰『「みんなの健康学」序説―公衆衛生を動かした先達からのメッセージ』を読んで、高齢社会での保健・医療において「みんなによるみんなのための健康作り」の考え方がどういかせるのか自分の考えを述べる。(800字以上1200字以内)
(後) 教育・学校教育教員養成課程 小学校教育コース 教科教育専攻
学校教育に関する議論において、これからの授業は「主体的・対話的で深い学び」の実現を目指すべきだとされているが、この「対話的な学び」が現代の子供たちになぜ必要とされているかを、小学校の具体的な学年と教科を想定したうえで、「対話的な学び」を実現するアイディアを示しつつ自分の考えを述べる。(800字以上1000字以内)
(後) 国際地域創造・国際地域創造(国際的思考系)(昼間主コース・夜間主コース)
2つの英文を読んで、問1 本文内容説明問題に答える。(300字以上400字以内) 問2 本文は、情報や経済のグローバル化が進む現代社会において、異なる文化や社会に属する人々が互いを理解しようとするときに生じる問題について述べている。本文で問題視されていることについて、自分がどのように考えるか述べる。(700字以上800字以内)
(後) 国際地域創造・国際地域創造(論理的思考系)(昼間主コース・夜間主コース)
梶井厚志『故事成語でわかる経済学のキーワード』を読んで、問1 本文の論旨をまとめる。(500字以上600字以内) 問2 筆者が指摘する「コミットメントが有効な戦略になる場合」として、どのような状況が考えられるか、これまでの自分の体験や見聞した社会問題を例にとり、自分の考えを述べる。(500字以上600字以内)
(後) 人文社会・国際法政学
『ニューズウィーク日本版 2015年11月3日号』の「誤解される国連、その幻想と限界」と題された記事を読んで、問1 文章中にある二代目国連事務総長ダグ・ハマーショルドの、「国連は人類を天国に連れて行くためではなく、地獄から救うためにつくられた」という言葉の含意が何かを、国連に関するもので、本文では言及されていない他の事例を挙げながら説明する。(400字以上600字以内) 問2 世界政府が実現可能かどうかについて、自分の考えを論じる。(700字以上1000字以内)
(後) 理・海洋自然科学―生物
問題1 塚谷裕一『蘭への招待―その不思議なかたちと生態』を読んで、絶滅危惧生物と自然保護に関する「討論」に自分が加わるとしたらどのような立場を表明するか、また、自分とは逆の意見の相手をどのように説明して納得させるかを論述する。(400字以上600字以内)
問題2 黒潮が流れる亜熱帯の海に、火山活動による新しい島が形成されたと想定して、自分がこの島で生物学的な研究を開始するとしたら、どのようなテーマで、どのような手法を用いた研究を行うか説明する。(400字以上600字以内)
(後) 理・物質地球科学―地学
問題1 北緯29度における2013年の海面水温の変化を示した図1と、その緯度・経度に対応する位置を示した図2を見たうえで、問1 海面水温の変動の特徴を述べる。(200字以上400字以内) 問2 図1の海面水温の特徴について、自分が疑問に思ったことを自分なりの仮説として述べ、さらにそれを証明するには何をどのような方法で調べればよいかを述べる。(300字以上600字以内)
問題2 環境省『湧水保全・復活ガイドライン』を読んで、その内容に沿ったプレゼンテーションを行うことを想定した複数枚のスライド案を作成する。
(前) 教育・学校教育教員養成課程 小学校教育コース 学校教育専攻
好井裕明「排除と差別の社会学を考える2つの基本」を読んで、問1 「「差別のない社会」を利用する」とはどのようなことか説明する。(150字以上200字以内) 問2 「“普通であること”をつくりあげる実践的な知のなかに差別する可能性の契機が満ちている」とはどのようなことか、自分がこれまで過ごしてきた学校生活を振り返り、具体例を挙げながら述べる。(350字以上400字以内) 問3 「今こそ、本気で差別を考えることができるような文化を創造していく必要がある」という筆者の主張について、筆者のいう「本気で差別考えることができるような文化」の趣旨を述べたうえで、このような文化を創造するために小学校においてどのような教育が望ましいか述べる。(700字以上800字以内)
(前) 教育・学校教育教員養成課程中学校教育コース 社会科教育専修
藤原辰史「耕す体とリズムとノイズ―労働と身体」を読んで、問1 筆者は「『身体疲労』が生じる由来」は何であると論じているのか、その論理構成を図で説明する。 問2 筆者が何を根拠に議論を進めているか、重要なものを複数、具体的に挙げる。(400字程度) 問3 問2で挙げた根拠のうち、自分が納得できるものと納得できないものに分け、それぞれなぜ納得できるのか、なぜ納得できないのかを説明したうえで、この論考の是非を論じる。(800字程度)
(前) 国際地域創造・国際地域創造(論理的思考系)(昼間主コース・夜間主コース)
高橋和志・山形辰史編著『国際協力ってなんだろう―現場に生きる開発経済学―』を読んで、問1 筆者の述べる「グローバリゼーションの意義」について要約する。(500字以上600字以内) 問2 筆者の主張について自分の考えを述べる。(500字以上600字以内)
(前) 人文社会・人間社会
アントワーヌ・レリス著、土居佳代子訳『ぼくは君たちを憎まないことにした』を読んで、本文が伝えようとしているメッセージがどのようなものなのかを解釈し、それを明示したうえで、自分たちが生きている現代社会とはどのような社会なのか、そこで自分たちひとりひとりにどのようなことが求められているのかということについて、自分の考えを述べる。(1000字以上1200字以内)
(前) 人文社会・琉球アジア文化
波平恵美子『いのちの文化人類学』を読んで、問1 本文の論旨をまとめる。(600字以内) 問2 「『医療実践』という状況の中では伝統的な医療が持っているこうした『病気を分け持つ』という考え方を現代的に読みかえて取り入れることが必要ではないだろうか」という筆者の意見について、自分の意見を論述する。(600字以内)

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