受験生必見!試験中に慌てず実力を発揮するために・・・

2022年1月

受験生必見!試験中に慌てず実力を発揮するために・・・

受験生にとって、大学受験当日の緊張感は、とても大きなものだと思います。
適度な緊張感を持って試験に取り組むことで、ミスを起こさないようにと慎重になる効果もあるため、必ずしも『緊張=NG』というわけではありません。

しかし、試験開始の号令を聞いた途端に心臓がドキドキ・バクバク…パニックを起こして頭が真っ白になってしまった!というケースもあります。
そのような状態は絶対に避けたいと、受験生なら皆、願っていることでしょう。

そこで今回は、試験中に慌てたり焦ったりしないためにはどうすればよいか、一緒に考えてみましょう!


試験中に慌ててしまうのは誰にでも起こりえる事!

まずはじめに皆さんにお伝えしたいのは、試験中に慌てて頭が真っ白になってしまったらと、恐れているのはあなただけではない!ということです。

「試験中にパニック状態になった」
「頭が真っ白になった」

という声は、大学受験を経験した人たちから毎年必ずあがっています。

大学受験本番では、思わぬ難問にぶつかることや、出題形式に戸惑うことも多く、すべて予想通りに事が進む方が珍しいと言えるでしょう。
試験中に慌てずに実力を発揮するためには、どうすればよいかを考えて対策を練っておくのがおすすめです!

次項からは具体的な対処法を挙げていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

もし本番で焦ってしまったら?

もし本番で焦ってしまったら?

気持ちを切り替える

まず受験生の皆さんに試していただきたいのは『気持ちを切り替える』ことです。

たとえば試験中に予期せぬ難問にぶつかり、不安な気持ちに襲われたとします。
その時に「どうしよう…この問題は自分には解けない」と思い詰めてしまうと、不安がどんどん膨らみ実力を発揮できなくなるおそれがあります。

ですが、もしここで気持ちを切り替えることができたらどうでしょう?
「これほどの難問ならば、きっと他の受験者たちも解けないだろう!」と考えてみると、ドキドキと張りつめていた気持ちがゆるんで、肩の力も抜けるはずです。

また、気持ちを切り替えることで別の視点から考えることができるようになるというメリットもあります。
パニックを起こすと一つの考え方に固執してしまい、その結果、自分自身をさらに追い詰めてしまうという負のスパイラルに陥りがちです。
しかし、一度気持ちを切り替えることができれば落ち着きを取り戻して、別の考え方もうかんでくるはずです。

肩の力を抜き、気持ちを切り替え、視点を変える! このことを実践して、平常心を取り戻しましょう!

深呼吸をする

『気持ちを切り替える』ことを前項でご紹介しましたが、次は『深呼吸』をしてみましょう!

深呼吸には自律神経を整える効果があるので、ストレスを緩和し、緊張を緩めることができます。
肺の下にある横隔膜には自律神経が密集しているので、リラックス効果を高めるためにも横隔膜を刺激する『腹式呼吸』で深呼吸すると良いでしょう。

また、深呼吸には「集中力を高める」というメリットもあります。
慌ててしまうと呼吸も浅くなりがちですが、体内にしっかり酸素が行き渡らないと、脳も酸欠状態になってしまいます。
脳の酸欠は頭の回転を鈍らせ、集中力を低下させるおそれがあります。

特に今は感染症対策として試験中もマスクをつける必要があるため、酸欠を起こしやすい状態に要注意です。
深呼吸は気持ちを落ち着かせるだけでなく、脳の酸欠も解消できるため、受験生の皆さんにとっては一石二鳥の効果が得られるのです!

試験中に大きく身動きすることや、物音を立てることはできませんが、深呼吸であれば誰でも簡単に実践できます。
試験中に焦ってしまった時だけでなく、試験前に気持ちを落ち着けたい時にも、深呼吸は効果的です。ぜひ試してみてくださいね!

難問から一旦離れ、別の問題に取り組む

「難問にぶつかった」ことや「解けない問題が出てきた」ことが原因で、慌ててしまった場合は、一旦その問題から離れて、別の問題に取り組んでみるのがよいでしょう。

真っ白な解答用紙を前にしては、焦りも増すばかりですが、他の問題に取り組んで解答用紙が埋まっていけば、きっと調子を取り戻すことができるはずです。 たとえ解けない問題があったとしても、他の問題で得点すればいい!と気持ちを切り替えましょう。

そして、他の問題に取り組み、心が落ち着いたあとでもう一度挑戦してみると…
「さっきまではあれほど難しく感じていた問題がすんなり解けた!」というのも、実はよくあることなんですよ。

まずは解ける問題をしっかり解いて、試験時間を有効に使いましょう!


試験中に慌てず実力を発揮するために

試験中に慌てず実力を発揮するために

志望校合格を目指して頑張ってきた受験生は、本番で実力を発揮したいと強く思っているはずです。
万が一、試験本番で焦って、頭が真っ白になってしまった時には、今回のコラムを思い出してみてください!

『気持ちを切り替える』
『深呼吸をする』
『難問から一旦離れ、別の問題に取り組む』

受験本番で焦ってしまい実力を発揮できなかったらどうしようと不安に思うこともあるかも知れませんが、対策さえ覚えておけば、それほど恐れることはありません。

乗り越えられない壁はない!と、強い気持ちを持って、試験本番に立ち向かいましょう!

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