大学受験で合格する!年間学習計画の立て方〈高校生編〉

「学校の授業さえ受けていれば受験は大丈夫」…漠然とそんな風に考えてはいませんか?高校3年間の過ごし方は、その先の大学受験の結果にも直結します。自分自身の1年間について考えてみましょう。

目次

これまでの自分の失敗から学ぶ

皆さんはこれまで、何事も計画を立てて取り組んだ方がよいと様々な機会で言われてきたのではないでしょうか。

計画を立てるのが得意だという人もいれば、何度も立てたがそのたびに失敗したという人もいるでしょう。

「張り切りすぎて実現困難な計画を立ててしまった」

「計画は立てたものの途中で上手くいかなくなり嫌になってしまった」

「好きな科目ばかり勉強し、苦手科目からは逃げてしまった」

など…。これらはよくある失敗例ですが、あてはまるものはありませんか?

まずは今までの自分を振り返り、どんなところを直さなければいけないか、自分に合った学習ペースとは何なのかをじっくり考えてみましょう。

その上で、「毎日10分は机に向かう」「苦手科目には毎日取り組む」など、1年間必ず守りたい目標を一つ決めましょう。それらを軸に計画を立てるのがコツです。

これまで何度計画を立ててもうまくいかなかった人は、自分にはできないと落ち込まずにこれから変わっていきましょう!

自分の今までの学習を振り返り、目標を立てよう

1週間単位の短期計画から立ててみよう

まずは毎日の時間を大切に使うために、1週間の過ごし方を可視化してみましょう。そうすることで、勉強にあてられる時間が見えてきます。

そのうえで、1週間の時間割をベースにして曜日ごとに「どの時間に何をするか」を決めていきましょう。1日当たり、学年+1時間、高校1年生であれば2時間の勉強時間がとれることが理想だと言われています。

忙しい高校生活の中でまとまった時間を確保することが困難であれば、スキマ時間を活用して通算で2時間をめざすのもOK。自分の生活スタイルに合った方法をみつけましょう。

短期計画を立てる時のおすすめの方法は「予備日」を作ること。

月曜日から日曜日まで密に計画を入れ込んでしまうと、うまくいかなかった時にリカバリーができません。

計画通りに進まないと嫌になってしまうのは誰でも同じ。部活で忙しかったり、学校行事の準備などでこなせなかったりした分は、予備日を活用して消化しましょう。

中長期計画を立てて目標達成に近づこう

毎日の時間割をベースにした短期計画から、半年、1年単位の中期、長期と少しずつ長い計画を立てていくと計画が作りやすいでしょう。

その上で中期的な目標は「1学期の期末テストで校内○位を目指す」長期的な目標は、「○月の模試で偏差値を△△とる」など、数値化できる具体的な目標を立てることをおすすめします。

校内順位の考え方は高校によって様々ですから、学校の先生とも相談して自分の目標を定めましょう。

また、年間計画を考えるときは、春・夏・冬の長期休みをどう使うかも重要です。代々木ゼミナールの講習会等を利用し、自分の学力より高いレベルの問題演習に挑戦して早期から受験を意識しておくこともおすすめです。

最後に忘れてはいけないのは目標達成のための計画立案であること。

計画を立てることを目的とせずにその先を見据えて実行していきましょう。

計画倒れしても落ち込まない。見直して次へ!

合格を勝ち取ってきた先輩たちも、部活動・学校行事と勉強のメリハリをつけ、高校生活を充分に楽しんだ上で受験に挑戦してきました。

無理に勉強漬けの学習計画を立ててしまわずに、うまく休日やスキマ時間を使って勉強を進められるよう、自分に合った学習計画を立てましょう。

また、計画倒れしても落ち込まないこと。人間ですから失敗することもあります。

失敗したからと止めてしまわずに、なぜ失敗したのかを考え次に繋げればよいのです。

失敗は成功を導く大切な要素です。落ち込まずに前向きに取り組んでみましょう。

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