受験において焦るのは良くない!焦るときの対処法

2020年1月

受験において焦るのは良くない!焦るときの対処法

大学受験に向けて勉強を続けるなかで、「このままで合格できるのだろうか?」と焦る人も多いのではないでしょうか。
しかし、焦ると余計に勉強が手につかなくなったり、勉強計画を無視してしまったり、本来の実力が出せなくなったりしてしまいます。
そこで、そんなときに助かる焦りへの対処方法をご紹介します。


焦っているのは自分だけじゃない

大学受験の勉強範囲は広く、誰にでも苦手分野はあります。
「間に合わないかも」と焦りを抱えているのは自分だけではなく、ライバルも同じです。

焦ると、自分よりも周りの方が勉強できているのでは、と思い込みがちですが、そんなことはありません。
誰もが焦る気持ちと不安を抱いている、自分だけではない、と心を落ち着けて対処するようにしましょう。


勉強の成果が見えるようにする

勉強の成果が見えるようにする

大学受験において焦ると、自分がやってきたことに自信を持てなくなるものです。
そんなときは、これまでの成果を見返して、自分の積み重ねを実感しましょう。

例えば、ノートや参考書を見返すと、自分が勉強してきた形跡が分かりますし、過去には解けなかった問題が今は簡単に解けるようになっている場合もあります。
そうした振り返りで自信を取り戻して、「焦らなくても大丈夫」と気持ちを落ち着け対処しましょう。

また、勉強時間を記録しておいて見返すのも有効です。
数字で積み重ねが見えるので、早い時期からそうした記録を付けておくことで自信を持つことができるでしょう。


優先順位をつけて1つに集中する

広い受験範囲の中から、あれもこれもと一気に勉強しようとすると、どれもなかなか身に付かず焦ってしまうことがあります。
そんなときは勉強すべき科目や範囲、内容を絞り、優先順位をつけて1つに集中する事で対処できます。

1つの内容を繰り返し勉強して確実に身に付ければ、次の内容にも落ち着いて取り組むことができます。
優先順位をつけるときに大切なのは、志望する大学の問題傾向や自分の得意・不得意から、どこを重点的に対策すべきか決めることです。

紙に書いて整理していくと、どの順番で進めていけばいいのかが見えてくるので、おすすめです。


直前期の成長率は高い

直前期の成長率は高い

模試などで結果が出ずに焦る場合でも、大学受験直前の秋冬まであきらめずにこつこつと勉強を続けましょう。
なぜなら、受験勉強は積み重ねなので、勉強量が蓄積された秋冬になってから伸びることの方が多いからです。

春夏はまだ基礎的な勉強が多く、頭の中に内容が定着していないこともありますが、基礎が定着してくる秋冬になると急に結果が出始めるケースがあります。

春夏の模試の結果が悪かったからといって焦らずに、「積み重ねていくことが大事」と考えて勉強を続けることが、結果的には焦る気持ちへの対処になります。


おわりに

大学受験の勉強では、誰もが焦る気持ちを感じてしまうものです。
そんなときは、本記事でご紹介したような対処方法をぜひ意識してみてください。

それでも落ち着かないときは早く寝て体調を整えたり、気分転換をしたり、家族や友人に相談したりして、心身を落ち着かせることも大切です。
焦る気持ちに負けず、合格に向けて大学受験の勉強を乗り切ってください。

Pagination

  • Top Page
  • Next ←受験勉強と睡眠時間の関係について

© YOYOGI SEMINAR OSAKA. All rights reserved.