受験勉強と睡眠時間の関係について

2020年1月

受験勉強と睡眠時間の関係について

受験勉強と睡眠時間には実は密接な関係があります。
受験勉強をするうえで、よく眠り、よく勉強することはとても大切です。

本記事では、そんな受験勉強と睡眠時間の関係について詳しくご説明します。


受験勉強と睡眠の関係は?

勉強時間が最も大事だから睡眠を削ってでも勉強しよう。
そのように考えている方もいるのではないでしょうか?

実は、効率的に勉強を行ううえで、睡眠は非常に重要です。
効率のいい勉強を行うには、疲れた脳を回復させなければなりません。
そのために睡眠は必要不可欠なのです。

また、人の脳は眠っている間に記憶を定着させようとする性質があるため、成果を自分のものにするためにも睡眠は欠かせないのです。


受験生の理想的な睡眠時間

受験生の理想的な睡眠時間

では、理想的な睡眠時間は何時間なのでしょうか?
実は、これには明確な答えはありません。
必要な睡眠時間には個人差があるためです。

高校生という伸び盛りの時期には8時間の睡眠が必要という意見もあれば、ショートスリーパーであれば3時間でも大丈夫だという極端な意見もあるでしょう。
また、6時間以下の睡眠では極端にパフォーマンスが下がるという結果もあるようです。

ただ、一般に難関大を受験する受験生の睡眠時間は6~7時間ほどが平均だといわれていますので、それを自身の睡眠時間の目安として考えてもよいでしょう。


優先順位をつけて1つに集中する

広い受験範囲の中から、あれもこれもと一気に勉強しようとすると、どれもなかなか身に付かず焦ってしまうことがあります。
そんなときは勉強すべき科目や範囲、内容を絞り、優先順位をつけて1つに集中する事で対処できます。

1つの内容を繰り返し勉強して確実に身に付ければ、次の内容にも落ち着いて取り組むことができます。
優先順位をつけるときに大切なのは、志望する大学の問題傾向や自分の得意・不得意から、どこを重点的に対策すべきか決めることです。

紙に書いて整理していくと、どの順番で進めていけばいいのかが見えてくるので、おすすめです。


直前期の成長率は高い

直前期の成長率は高い

模試などで結果が出ずに焦る場合でも、大学受験直前の秋冬まであきらめずにこつこつと勉強を続けましょう。
なぜなら、受験勉強は積み重ねなので、勉強量が蓄積された秋冬になってから伸びることの方が多いからです。

春夏はまだ基礎的な勉強が多く、頭の中に内容が定着していないこともありますが、基礎が定着してくる秋冬になると急に結果が出始めるケースがあります。

春夏の模試の結果が悪かったからといって焦らずに、「積み重ねていくことが大事」と考えて勉強を続けることが、結果的には焦る気持ちへの対処になります。


おわりに

大学受験の勉強では、誰もが焦る気持ちを感じてしまうものです。
そんなときは、本記事でご紹介したような対処方法をぜひ意識してみてください。

それでも落ち着かないときは早く寝て体調を整えたり、気分転換をしたり、家族や友人に相談したりして、心身を落ち着かせることも大切です。
焦る気持ちに負けず、合格に向けて大学受験の勉強を乗り切ってください。

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