Juken Support Column
【学年別】受験に向けた秋の過ごし方
2022年11月（更新）/2020年11月初稿
秋は、受験勉強の“中だるみ”の時期と言われたり、大学受験までの残り時間を意識して不安になったりする時期です。
夏休みの勉強が思うように進まなかったという人も、自分の今の状況をしっかりと把握して受験勉強に取り組めば、遅れを取り戻すことができます。
秋からの勉強で挽回できるように、目標を決めて頑張りましょう！
志望校合格に向けてラストスパートをかける受験生はもちろん、高1・高２生も大学受験までの高校生活をどのように過ごすかを考えてみましょう。
【高１生】進路や将来について考えてみよう
高１生のみなさんは、高校生活にもようやく馴染んできた頃でしょうか。
部活動や定期テスト、新しくできた友人との交友関係など、中学時代からの変化や自身の成長を感じることもあると思います。
高校生活をさらに充実させるために、今このタイミングで、少しだけ大学受験に向けた進路や将来について考えてみませんか。
より良い「選択」のために
いきなり進路や将来と言われても、まだピンとこないかもしれませんが、学年が上がるにつれて、コースや科目などの大学受験に向けた進路を自分自身で「選択」する場面がどんどん増えてきます。
誰かに言われて選択するのではなく、自分の意志でより良い「選択」ができるように、「こんな大学に行って、こんなことを学びたい」といった目標や将来を今のうちに思い描いておきましょう。
【高２生】大学受験はゴールじゃない！
高２生のみなさんは、そろそろ「大学受験」を意識し始めた頃でしょうか。
昨日まで一緒にワイワイしていた仲間が、予備校に通いはじめたり、休み時間に問題集を開いていたり…。
周りの友人のそんな姿に、少し焦ることがあるかもしれません。
でも、大丈夫！今からでも間に合います！
大学受験までの目標を再確認して、受験勉強に取り組みましょう。
また、「大学受験」をゴールにするのではなく、「将来何がしたいか、何を学びたいか」についても、じっくり考えてみましょう。
目標設定でモチベーションアップ
目標が定まれば、自ずと「大学受験」へのモチベーションも上がってきます。
目標をしっかりと定めるためには、より具体的に「大学に通っている姿」や「大学で学んでいる姿」をイメージするとよいでしょう。
大学のホームページや資料から情報を得るのはもちろんのこと、先輩や予備校の先生など、大学に通っている人や通っていた人の声をきくのもおすすめです。
自分の親しい人や憧れの人に近づきたいという気持ちや尊敬の念は、勉強がつらくなった時に、頑張る原動力にもなるはずです。
目標が漠然としていると受験勉強のモチベーションを保つのが難しい時もあります。
「なぜこの大学に通いたいのか」「どうしてこの大学を選んだのか」をしっかり認識して、常に意識しておくとよいでしょう。
【高３生】挑戦する気持ちでモチベーションアップ
高３生のみなさんは、秋になると、すでに志望校が決まっている人が多いでしょう。
夏の間に受験勉強を頑張った成果が出て、さらに上のレベルが狙えるかもしれないという人は、その大学も視野に入れてみるのもよいでしょう。
上を向き、挑戦する気持ちを持つことで「大学受験」へのモチベーションがアップして、さらに成長できるはずです。
まだまだこれから！志望校をあきらめない！
現時点での成績状況が思わしくないとしても、秋の時点で志望校を変更することはおすすめしません。
これまでの目標をあきらめて志望校を変更してしまうと、「大学受験」へのモチベーションが下がってしまうからです。
伸びる時期は人それぞれですし、秋からの頑張り次第で、成績が上がる可能性は十分にあります。
大学は、入学することがゴールではなく、入学した後にそこで何を学び、どう成長するかが問われる場所です。
後悔しないように、自分の気持ちとしっかり向き合って大学受験に挑みましょう。
この秋 大学受験への目標を見直して、やる気アップ！
受験勉強といえば、夏休みの勉強がクローズアップされがちですが、受験生や高校生にとって、秋は勉強の正念場となる時期です。
夏にしっかりと頑張ることができた人は、油断して中だるみしないように注意しなければいけません。
一方、思うように成績が伸びなかった人は不安になってしまうこともあるでしょう。
不安な時こそ、机に向かって勉強に取り組みましょう。
机に向かって受験勉強に取り組んだ時間が、自信となるはずです。
もうすぐ大学入試を迎える受験生のみなさんも、これから受験勉強に取り組む高1・高2生のみなさんも自分の目標を見直して、この秋に新たな気持ちで頑張りましょう！
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