【学年別】受験に向けた冬の過ごし方

2020年12月

【学年別】受験に向けた冬の過ごし方

高1生・冬休みはゆっくり過ごす?それとも…

1年の締めくくりとなる12月は『師走』という異称を持ちます。
由来・語源には諸説ありますが「師僧も走る多忙な月」とされるほど、誰もが忙しくなる月だといえるでしょう。
それに加えて高1生のみなさんは4月からの新生活の慌ただしさもあり、例年以上に時間の経過を早く感じたのではないでしょうか。

クリスマスやお正月の準備など、12月下旬はイベントも目白押しですし、冬休みはゆっくり過ごしたいところ…ですが、ここで発想の転換をしてみましょう!
みんなが休んでいるときこそ、自分が成長するチャンスなのです!


未来の自分への種まき

高1生のみなさんにおすすめなのは、今のうちに勉強を習慣化しておくことです。
「3学期から頑張る…」「新学年になったら頑張る…」と、スタートを先延ばしにしてしまうと、いざ受験期になった時に、勉強時間を確保すること自体に苦痛を感じてしまうおそれがあります。

高1生の時点で冬休み中も毎日机に向かい、自分で決めた時間分きちんと勉強することを習慣化しておけば、学年が上がって勉強時間を多く確保しなければならなくなった時にも、ルーティンとして自然にこなせるようになっているでしょう。
高1生は、まだ志望校を絞り込む段階ではありませんが、だからこそ将来どの大学を志望校にしても対応できるように、科目の偏りなく勉強することが大切です。

周りが休んでいるときに自分だけ勉強をするのは、忍耐や努力が必要になります。
それでも今頑張った分だけ未来の自分の助けになると考えて、冬のうちに種まきをしておきましょう。
きっと春には緑が芽吹き、やがてきれいな花が咲くはずです。


高2生・受験への覚悟を胸に

高2生・受験への覚悟を胸に

高2生のみなさんの中には、冬休みをゆっくり過ごせるのは今年まで、と考えている人も多いかもしれません。
「部活をしたり友人と出かけたり、休みを目いっぱい楽しみたい」という気持ちと、「来年には受験生になるのに遊んでいていいのか…」という気持ちで、複雑な心境になることもあるでしょう。

そんなモヤモヤに悩まされることがないよう、勉強と息抜きの時間を組み合わせ、しっかり気持ちを切り替えられるような学習計画を立てることがおすすめです。
受験勉強は短期決戦で終わるものではありません。

途中で息切れしないよう、メリハリをつけたスケジュールを考えましょう。


本番の予行練習のつもりで

大学入学共通テストは1月に行われます。
つまり4月に高3生になった時点で、受験本番まで1年を切っているということになります。
新学年から受験生になると考えるのではなく、受験生としての自覚を早めに持つことが大切です。

1月になれば、高2生向けに大学入学共通テスト本番と同内容の模試が実施されますので、予行練習のつもりで挑戦するのもおすすめです。
まだ全範囲の学習が終わっていないという人も、既習範囲をしっかり勉強し、今の実力でどれだけ解けるのかチャレンジするとよいでしょう。 高3生になってから「もっと早くに勉強をしておけばよかった…」と後悔しても後戻りはできません。
高2生のうちに覚悟を決め、少しでも早いスタートを切っておけば、その分だけ志望校合格のゴールに近づくと考えて頑張りましょう!


高3生・生活習慣と体調管理が重要

高3生・生活習慣と体調管理が重要

高3生のみなさんは、今、受験勉強にラストスパートをかけていることかと思います。
ですが、この時期に勉強と同じくらい大切なのが生活習慣と体調管理です。

冬休みに入ると、通学のために早起きする必要がなくなることから、夜型の生活になってしまう人が多くみられます。
勉強に集中するあまり、つい夜遅くまで起き続けてしまう…その気持ちはわかりますが、無理を続け生活リズムの乱れから体調を崩してしまっては元も子もありません。

何より、試験本番は朝に行われます。
そのタイミングで実力を発揮するためには、午前中にパフォーマンスのピークを持ってくる必要があります。
休み期間中だからといって夜型の生活を続けるのは禁物です。

直前期にも学力は伸びる!

大学入学共通テストは1月に行われます。
つまり4月に高3生になった時点で、受験本番まで1年を切っているということになります。
新学年から受験生になると考えるのではなく、受験生としての自覚を早めに持つことが大切です。

1月になれば、高2生向けに大学入学共通テスト本番と同内容の模試が実施されますので、予行練習のつもりで挑戦するのもおすすめです。
まだ全範囲の学習が終わっていないという人も、既習範囲をしっかり勉強し、今の実力でどれだけ解けるのかチャレンジするとよいでしょう。

高3生になってから「もっと早くに勉強をしておけばよかった…」と後悔しても後戻りはできません。
高2生のうちに覚悟を決め、少しでも早いスタートを切っておけば、その分だけ志望校合格のゴールに近づくと考えて頑張りましょう!


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