『英語』の弱点克服術~英単語・英文法・リスニング編~

2022年9月

 『英語』の弱点克服術~英単語・英文法・リスニング編~

英語の『弱点』を克服しよう!

志望校合格に向けて受験勉強に励んでいる受験生の皆さんにとって、苦手教科と苦手分野の克服は大きな課題ではないでしょうか。

受験教科の中でも『英語』は、他の教科と比べても配点が大きいことが多く、大学受験において重要な教科です。
文系学部を志望している受験生はもちろんのこと、理系学部を志望している受験生にとっても、英語でしっかりと得点することは、大学受験の合否を左右する大切なポイントです。

そこで今回は、受験生の皆さんが英語の弱点を克服できるように、『英単語』『英文法』『リスニング』の勉強法をお伝えします。

英語のここが苦手 ― 英単語編 ―

英語のここが苦手 ― 英単語編 ―

英単語をしっかり覚えられている人と、なかなか覚えられない人の違いはどこにあるのでしょうか?
英単語の暗記で、重要なポイントは、

  • 『隙間時間を上手く使う』
  • 『効率よく覚える』
という2点です。

ポイント(1)隙間時間を有効活用

英単語の暗記は、他の勉強とちがって、隙間時間を使いやすいというメリットがあります。
寝る前の10分、電車の待ち時間の5分、ラーメンができるまでの3分……といったように、どんな隙間時間でも何単語かを覚えることができるはずです。

英単語をしっかりと覚えている人は、そういった時間を無駄にしないのです。

ポイント(2)効率よく覚える

効率的に覚える方法はいくつかあります。
ここでは単語の成り立ちを知って覚える方法をご紹介します。

ポイント(2)効率よく覚える

このような考え方をすることで、今まで見たことのない単語でも辞書を見なくても英単語の意味を想像できます。
前後の文脈があれば、より確実な意味を捉えやすくなります。

漢字の部首のように英単語のパーツは、それぞれの意味や歴史をもっています。
英単語のパーツの持つ意味を意識することで、英単語を効率的に覚えることができます。

また、知らなかった単語については、推測できても辞書で確認することが大切です。
そうすることで「この単語は他動詞だけなのか」「自動詞でも使えるのか」といったように、単語の用法についても知ることができます。

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英単語の暗記は継続することが重要です。
日々の努力の積み重ねで力がついていきますので、ぜひ今回お伝えしたポイントを参考にして、英単語の暗記に取り組んでください。

英語のここが苦手 ― 英文法編 ―

英語のここが苦手 ― 英文法編 ―

「リーディング」「ライティング」「リスニング」「スピーキング」という英語4技能の土台である英文法は、大学受験の英語においても柱です。

英文法を勉強する上で最も重要な単元は、文型と品詞です。
例文を使って詳しく説明します。

ポイント(1)文型

まずは文型について考えてみましょう。
She got set for school.とShe got a set of plates.の違いが分かるでしょうか?

違いが分かるでしょうか?A
違いが分かるでしょうか?B

setの前に冠詞があるかないかで、gotの意味が全く異なっていますが、この違いを生み出しているものが『文型』です。
このように、文型を判断できない限り、動詞は正確に訳せないということになります。

ポイント(2)品詞

次に、品詞について考えてみましょう。
例えば、「mind」という単語には動詞で「(Oを)嫌がる」という意味と名詞で「精神」という意味があります。
その訳し分けに、文型と品詞が関わっているのです。

品詞について考えてみましょうA
品詞について考えてみましょうB

このように品詞を意識すると、辞書を引くときにふさわしい訳が見つけやすくなるというメリットがあります。

文型と品詞について理解を深めて、英文の構造を正しくとらえることができるようになれば、長文読解や英作文の得点力アップにもつながります。
文型と品詞を中心に英文法の基礎固めをして、大学受験に必要な英語力の底上げを狙いましょう!

英語のここが苦手 ― リスニング編 ―

英語のここが苦手 ― リスニング編 ―

リーディングは教科書や参考書を使って勉強しているけれど、リスニングの勉強方法が分からなくて、成績が伸び悩んでいるという受験生も多いのではないでしょうか。

英語を聴いたり話したりする機会はあまり多くはないと思いますが、リスニング力は一朝一夕で身につくものではありません。
リスニング力を上げるためには、勘を鈍らせないように英語の音声を毎日意識的に聴くことが重要です。
毎日数問でも過去問に取り組むことを習慣にしましょう。

ポイント(1)積極的に聴く

リスニングの音声を聴く時はキーワードをメモしていくなど、積極的に問題を解くことが重要です。
漫然と聴き流すだけでは学習効果が半減してしまいます。

最終的には問題を聴き取るのではなく、聴き取る前に予想されるキーワードを書き出して、それを照合するぐらいの気持ちで解けるようになることを目標にすると良いでしょう。

ポイント(2)復習をする

復習する時は、聴き取れなかった部分のスクリプトを確認して、聴き取れなかった部分の語句が思い浮かぶまで聴き取りましょう。
時間に余裕があれば、読まれた内容を書き取ってみる(ディクテーション)のもおすすめです。

『苦手』を克服して、大きくステップアップ!

『苦手』と向き合い克服することで、弱点を『強み』へと変えることができます。
分からなかったことが理解できるようになると、気持ちにも余裕が生まれて、学習意欲もこれまで以上に高まることでしょう!

この機会に英語の弱点を克服して、志望校合格に向かって大きくステップアップしましょう!

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