大学受験に向けた勉強は、毎日コツコツと続けていくことが基本です。
しかし、どんな人でも長期間やる気を保つことは難しいもの。
そこで今回は、大学受験に向けて、勉強のやる気が出ないときの原因と対策についてご紹介します。
やる気が出ない原因は?
やる気が出ない原因として、まず考えられるのは疲れです。
長時間の受験勉強や夜更かしによる睡眠不足が続いていれば、心身ともに疲労がたまり、集中力が下がってやる気も出ない状態になってしまいます。
睡眠不足だけでなく、不規則な食生活で栄養が足りていなかったり、思うように成果が出ないストレスを感じていたりしても、疲れは蓄積していきます。
疲れの原因としては、目標設定や勉強の仕方が考えられます。
目標が高すぎたり、勉強時間のノルマが多すぎたりすると、なかなか達成できずにやる気が下がっていく場合があります。
逆に簡単すぎる問題ばかり解いていても、刺激がなくやる気は失いやすいでしょう。
集中力を保つには、難しすぎず簡単すぎない、頑張れば解ける問題に取り組むことがおすすめです。
朝のリフレッシュ状態で記憶強化
朝起きた時は脳の疲労がとれて、リフレッシュされている状態です。
この朝の時間帯に昨日覚えた内容を復習することで記憶は強化されます。
特に朝の時間帯は集中を妨げる要素も少ないため、集中力の高い状態で勉強の復習をすることができます。
朝起きた時に昨日の内容を復習することで効率のよい勉強が出来るようになります。
まずは十分な睡眠を

長丁場の受験勉強でやる気を保つには、毎日しっかり疲れをとることが大切。
そのために最も重要なのが
人によって適切な睡眠時間は異なりますが、一般的に平均と言われる睡眠時間である
また、寝る前にゆっくりお風呂に入る、ストレッチをする、就寝1~2時間前はテレビやスマートフォンを見ない、などのことを心がけると睡眠の質を高められます。
つい睡眠時間を削って勉強してしまう人もいるかもしれませんが、十分な睡眠をとって集中力を高く保つ方が、より効果的に勉強の成果を得ることができます。
学習環境の工夫
なかなかやる気が出ないときは、学習環境を変えてみましょう。
いつもと違う場所で勉強してみると、気分が変わって集中できることがあります。
気にならない程度の雑音がある方が集中しやすいとも言われているため、
- 自室でなくリビングで勉強してみる
- 自宅や学校でなくカフェで勉強してみる
また、普段勉強している環境にテレビ、スマートフォン、漫画など誘惑が多い場合は、そうしたものが目に入らないようにするなど工夫をして、勉強に集中できる環境を整えることも大切です。
※風邪が流行っている時期は体調を崩すことのないよう、外出を控えたほうがよい場合もあります。
気分転換も大事

やる気を保つには、適度な気分転換も大切です。
- 軽い散歩に出かける
- ストレッチをして体をほぐす
- 休憩して飲み物やお菓子を食べる
他には、読書をする、好きな音楽を聴くことなども良いでしょう。
長くなりすぎないように、「30分読書したら勉強する」「この1曲だけ聴く」など区切りを決めておくことが大切です。
おわりに
大学受験に向けて勉強する中で、誰でもやる気が出ない状態に陥ることはあります。
普段から十分な睡眠や気分転換を心がけ、やる気が出ないときもすぐに切り替えられるようにしておきましょう。