大阪教育大学

内容分析
(前) 教育・学校教育教員養成―小中教育専攻・中等教育専攻家政教育コース
問題1 着なくなった衣服をもったいないと思い捨てられずにいたが、意を決してそれらを処分することに決めたというAさんの文章を読んで、問1 Aさんがそれらの衣服を着なくなった理由を考えて3つ述べ、さらに、資源の有効利用の観点から、死蔵している衣服をどのようにすればよいか考え、それぞれの場合に必要となる注意点や工夫を述べる。(600字以内) 問2 Aさんの今後の衣服の購入はどうあるべきか述べる。(200字以内)
問題2 調理など食事に関わる作業を家庭外に委ねることを食の外部化といい、その中でも近年、弁当や総菜などの調理済みの食品を購入して家庭で食べる「中食」の利用が増加している。これに関して、問1 「中食」の利用が増加している理由について述べる。(200字以内) 問2 「中食」の利用には、どのような良い面と悪い面が考えられるか、自分の考えを述べる。(600字以内)
(前) 教育・学校教育教員養成―小中教育専攻・中等教育専攻国語教育コース
島内裕子『日本文学の読み方』を読んで、本文に続ける形で『徒然草』第百八十九段から読み取ることのできる「生き方の美学」を明示し、本文に引用されている三つの章段のまとめを論述し、批評する。(700字以上800字以内)
(前) 教育・学校教育教員養成―小中教育専攻・中等教育専攻社会科教育コース
問題1 1964年と2016年に発行された中学校社会科教科書の鎖国に関するそれぞれの記述を読み、2つの記述にはどのような違いがあるかを述べ、なぜこうした記述の変化が起こったと考えられるかを述べる。(600字以上800字以内)
問題2 「情けは人のためならず」ということわざについて、文化庁が平成22年度に行った「国語に関する世論調査」では、本来の意味とは異なる意味で理解している人の割合が50代以下の年齢層で高くなっている。このように本来の意味とは違う理解が生じたのはなぜか、社会的な観点を含めて考察する。(600字以上800字以内)
(前) 教育・学校教育教員養成―特別支援教育
菅野仁『友だち幻想 人と人の<つながり>を考える』を読んで、筆者の意見について、自分の考えを述べる。(600字以上800字以内)
(前) 教育・養護教諭養成
問題1 河合隼雄・谷川俊太郎・山田太一『家族はどこへいくのか』を読んで、操作的人間観を超えた人間観、人生観について、作者の考えを踏まえ、自分の考えを述べる。(800字以内)
問題2 鹿島和夫『満点ママ おかあさんあのね…子どもの本音、親のたてまえ』を読んで、新しい算数セットを買うか、古い算数セットを持たせるかを決め、その理由について自分の考えを述べる。(800字以内)
(前) 教育・初等教育教員養成―小学校教育
問題1 内田百閒『間抜けの実在に関する文献』・佐久間勝彦『アクティブ・ラーニングへ―アクティブ・ティーチングから』の二つの文章を要約したうえで、学ぶということについて、自分の考えを述べる。(600字以上800字以内)
問題2 鳥飼玖美子『本物の英語力』を読んで、文中の「何か知りたければ、その度に、グーグル(Google)すればすむのに、なんで勉強して覚えないといけないの?」という子どもの疑問に対して、自分はどう答えるのか述べる。(600字以上800字以内)
(後) 教育・学校教育教員養成―特別支援教育
向谷地生良・伊藤伸二『吃音の当事者研究』を読んで筆者が「担任教師の配慮は完全に裏目に出たことになります」と述べる理由について言及しつつ、このような事例の場合に担任教師として適切と思われる対応について自分の考えを述べる。(600字以上800字以内)
(後) 教育・学校教育教員養成―小中教育専攻・中等教育専攻理科教育コース
問1 レンズを通した時の光の区別の方法と予想される結果を説明する。(100字以内) 問2 (i)LEDと絵の具の色の見え方の違いを説明する。(50字程度) (ii)緑の絵の具が緑に見える理由について本文中のニュートンの実験から類推して説明する。(200字以内)  問3 身の回りの光と色に関した事物・現象の具体例を一つ挙げ、光と色彩の関係に着目して、その原理あるいは仕組みについて科学的見地から論述する。(300字以内)
(後) 教育・教育協働―教育心理科学
鷲田清一『「待つ」ということ』を読んで、筆者が言う「待つ」ことの意味を踏まえたうえで、具体例とともに、自分が考える「待つ」ことの意義を論じる。(800字以内)
(前) 教育・学校教育教員養成―小中教育専攻学校教育コース
問題1 河合隼雄『大人になることのむずかしさ―青年期の問題―』を読んで、「大人になることのむずかしさ」についての筆者の見解を要約したうえで、それに対する自分の考えを述べる。(600字以内)
問題2 今井むつみ『学びとは何か―<探求人>になるために』を読んで、筆者の見解を要約したうえで、それに対する自分の考えを述べる。(600字以内)
(前) 教育・教育協働―教育心理科学
ルソーが『社会契約論』で「共同体の運営」について述べたことを坂井豊貴がまとめたものを読んで、問1 本文から読み取れる「少数派が多数決の結果に従う正当性」について述べる。(400字以内) 問2 本文にあるような「意志の一般化」を行った事例を自らの経験から一つとりあげ、そのことが自分もしくは社会にどのような変化をもたらしたかを述べる。(800字以内)
(前) 教育・教育協働―グローバル教育専攻多文化リテラシーコース
問題1 伊藤整『小説の認識』を読んで、本文を「倫理性」「技術性」という2つのキーワードを用いてまとめたうえで、それに対する自分の意見を述べる。(600字以上800字以内)
問題2 広瀬正浩『戦後日本の聴覚文化――音楽・物語・身体』を読んで、問1 傍線部「交通概念の負の性格」について説明する。(200字以内) 問2 ここで坂本が述べている「植民地主義」とはどのようなことか、「脱コンテクスト(脈絡)化」「翻訳」を文中に用いつつ論述する。(600字以内)
(前) 教育・教育協働―健康安全科学
問題1 唐木英明「食品の安全と安心」を読んで、本文の要旨をまとめ、自分の身近な「食品の安全と安心」について自分の考えを述べる(600字以内)
問題2 学校管理下にて発生した負傷等のうち、平成26年度に最初に医療費の給付を行った件数を時刻別、部位別にまとめた図がある。その図を見て、学校種ごとの特徴をまとめ、負傷等の予防策について自分の考えを述べる。(600字以内)

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