大阪府立大学

内容分析
(前) 地域保健学域・看護学類
問題1 加藤博子『五感の哲学 人生を豊かに生き切るために』を読んで、問1 「嗅覚は、機械技術にはまったく適合しにくい」とはどのようなことか説明する。(100字以内) 問2 香りが「楽譜のように体系化できない」のはなぜか説明する。(140字以内) 問3 香りが電波に乗らないということは、ただ単に料理番組で美味しそうな香りが伝わらないといった不満だけではなく、「より深刻な影響」を私たちに与えている、と筆者は述べているが、「より深刻な影響」とは何か、説明する。(150字以内)
問題2 沖大幹『水の未来―グローバルリスクと日本』を読んで、問1 「開発から取り残されて、なかなかその状態から抜け出せない状態」とは具体的にどのような状態を指すのか説明する。(200字以内) 問2 「健康リスクを冒してでも身近だが安全とは限らない水を飲むしかない」と筆者は述べているが、その場合に生じる健康リスクとは、どのようなことか説明する。(35字以内) 問3 「水は文化のバロメータ」とあるが、どのような意味か説明する。(150字以内)
(前) 地域保健学域・教育福祉学類
問題1 米国の高等教育における障害者支援について書かれた文章を読んで、問1 「マイノリティが公平な社会参加を求める運動」について、日本で展開されている具体例を1つ挙げる。 問2 文中抜き書き問題。 問3 「障害のあるなしを超えて、多くの学生も享受できる、学習のためのユニバーサル・デザイン」について、どのようなものが考えられるか。自分のアイデアを述べる。(150字程度)
(前) 地域保健学域・総合リハビリテーション学類理学療法学専攻、作業療法学専攻
上原隆『にじんだ星をかぞえて』を読んで、問1 主人公の成長に伴う変化について述べる。(400字以上600字以内) 問2 三田クンからみた主人公との関係について述べる。(300字以上600字以内)
(後) 生命環境科学域・応用生命科学類
今直也「遺伝子操る『ゲノム編集』技術のルーツに日本人」を読んで、「ゲノム編集」技術を社会に役立てるために、自分が生命科学的観点から取り組みたいことを、具体例を示しながら述べる。(600字以上800字以内)
(後) 地域保健学域・看護学類
問題1 鷲田清一『しんがりの思想 反リーダーシップ論』を読んで、問1 「しんがり」のマインドについて説明する。(100字以内) 問2 「しんがり」と「フォロワーシップ」の類似点と相違点について説明する。(110字以内) 問3 「市民性」(シティズンシップ)の成熟の前提とはどのようなことか説明する。(280字以内)
問題2 高橋和巳『人は変われる [大人のこころ]のターニングポイント』を読んで、問1 「心の自己発展の機構」について筆者はどのように述べているか説明する。(250字以内) 問2 「心の発達を邪魔している」とはどのようなことか、筆者が述べている心の発達過程を踏まえて説明する。(260字以内)
(前) 現代システム科学域・環境システム学類
問題1 加納正道「逃避―逃げるが勝ち」を読んで、問1 傍線部説明問題に答える。(75字以内) 問2 空気流刺激に対するコオロギの逃避方向に関する問題に答える。 問3 本当に危険な刺激と危険ではない刺激を具体的に述べ、本当に危険な刺激をどのように識別しているか、その方法を説明する。(150字以内)
問題2 安藤宏『「私」をつくる』を読んで、問1 傍線部説明問題に答える。(40字以内) 問2 「主語の明示されない不思議な文章」にはどのような特徴があると筆者は考えているか説明する。(60字以内) 問3 傍線部説明問題に答える。(7字以内) 問4 「伝統的な和文体の利点を生かしつつ、なおかつ小説全体を統括する主体を創生する」ためにどのような工夫がなされたと筆者は考えているか説明する。(70字以内)
(前) 地域保健学域・教育福祉学類
問題2 井手英策『18歳からの格差論―日本に本当に必要なもの』を読んで、問1 空欄補充問題に答える。 問2  傍線部説明問題に答える。 問3 「「人間に共通して必要なサービス」を所得の多い、少ないにかかわらず提供する」という筆者の主張に対し、想定される反論を挙げたうえで、自分の考えを述べる。(400字以内)

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