「文理選択」のポイント

2018.08.20

大学受験をする皆さんが必ず通らなければいけない道である「文理選択」。入試科目や将来の進路にも関わってくる大切な選択です。今回は、そんな文理選択で失敗しないためのポイントについてお伝えします。

「文理選択」とは?

選択に悩む人物のイメージ画像

そもそも「文理選択」とは何でしょうか。大学には大きく分けて「文系」「理系」の2種類の学部が存在しています。例えば、法律や経営論などを学びたいなら「文系」、工業や生物などについて学びたいと考えているなら「理系」の学部に進むことになります。
高校に入学したばかりのうちは、まだ「文系」と「理系」どちらに決めるか迷ってしまう人もいるかもしれません。しかし、この選択はとても重要になるので、早いうちからじっくりと考えなければいけません。

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なぜ「文理選択」が重要なのか?

sマートフォンで進路選択情報を調べる人物のイメージ画像

それでは、なぜ文理選択は重要なのでしょうか。 「文系」「理系」のどちらに進むかを決めることは、大学受験のときに「文系型」「理系型」のどちらで受験するかを決めることにつながります。つまり、この選択が、大学で学ぶ内容や将来の進路に直結すると言っても過言ではないのです。
実際に、どちらを選択するかによって高2からクラスが分けられたり、学ぶ科目や授業時間が異なってくる高校が多くあります。
だからこそ、「数学が苦手だから文系」「なんとなく理系」といった決め方では、あとで後悔することになりかねません。

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「文理選択」のポイント①なりたい職業から考える

研究を行う人物のイメージ画像

文理選択の決め方は人それぞれですが、将来なりたい職業について考えてみるというのもひとつの手です。一般的に、理系学部に進み資格を得なければ就くことができない職業は存在しますし(例:医師や薬剤師など)、文系学部に進んだほうが就きやすい職業もあります(例:弁護士や公認会計士など)。もちろん、進んだ学部・学科が直結しないような職業もたくさんありますが、「将来なりたい自分」を想像したときに、それを実現するためにはどのような学部に進めばよいのか、そこへ進むために必要な受験科目は何かを調べてみることが大切です。

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「文理選択」のポイント②大学で学びたい内容から考える

遺伝子モデルを持った人物のイメージ画像

なかには、将来なりたい職業が決まっていないという人もいるでしょう。そんなあなたは、「大学で何を学びたいか」を考えてみましょう。そのうえで、興味のある大学のホームページを見たりオープンキャンパスに参加すると、より具体的にイメージできると思います。例えば、文学や語学、法学などは文系学部にあたります。工学や農学、医学といった分野は理系学部です。また、近年では、文系と理系どちらの要素も持っている「文理融合学部」も増えています。
何を学びたいかまだ曖昧な人は、まずは自分の好きなこと・興味のあることから考えてみると良いでしょう。自由にイメージすることから始めてみてください。

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