明日は入試本番ですね。ここまでよく頑張ってきたと思います。どれだけ勉強し、対策してきたとしても、「合格できるだろうか…」という漠然とした不安は拭えないと思います。 受験を経験したことがある人であれば誰もが一度は感じる気持ちです。しかし、その気持ちを抱えているからこそ皆さんは強くなれます。万全のコンディションで本番を迎えるために、前日にしていただきたいことをご紹介します。

起床
試験当日と同じ時間に起きましょう。前日の就寝時間も本番を想定した時間に設定できるとよいですね。朝食をとり休憩したら、早速机に向かいましょう。

勉強中
試験前日だからこそ難しすぎる問題にチャレンジするのではなく、苦手分野を中心に再度確認しておきたい部分を総復習していきましょう。
試験前日に解けない問題が見つかることは良いことでもありますが、自信を喪失してしまうきっかけになるかもしれない諸刃の剣でもあります。
使い慣れた参考書や模試、すでに解いてしまった過去問などを見直し蓄えてきた知識をより盤石なものにしましょう。
就寝前
ゲン担ぎのカツ丼も魅力的ではありますが、胃もたれをおこしてしまっては元も子もありません。夕飯は胃に負担をかけない消化の良いものを、就寝3時間前までにとりましょう。就寝前には必要な荷物を確認し、出発時に慌てないようにしましょう。
〈試験当日の持ち物の例〉
- 受験票
万が一忘れてしまっても試験会場で再発行してもらえる場合がほとんどです。ただし、忘れてしまったことに気がついた時の焦りをなくすために入念にチェックを。 - 受験上の注意(大学から指示があれば)
- 筆記用具
万が一芯が詰まった時にすぐに取り換えられるよう、シャーペンは複数本用意しておきましょう。鉛筆派の皆さんも複数本ご用意を。 - お金
キャッシュレスが定着してきましたが、万が一に備えて現金も持参しましょう。 - 参考書
- リラックスするためのアイテム(お守り、本、音楽など)
試験の合間の休憩時間は意外と長いものです。自分に力をくれるパワーアイテムを持参しましょう。 - ハンカチ、ティッシュ
- 常備薬
- カイロ
入室まで会場の外で待機する場合もあります。手が冷えてペンが握れなくならないように手元はしっかり温めて。貼るカイロは簡単にとれないケースもあるので、貼らないタイプの方が良いかもしれません。 - 着脱しやすい服装
試験会場までは寒いですが、会場内は暖房が効いて暑いくらいのこともあり得ますので、着脱しやすい服装がベストです。
試験会場までの経路を再確認し、入室指定時間の20分位前には到着できるよう、シミュレーションしておくと良いでしょう。天候の影響による交通機関の遅延なども考えられますので複数経路を検討しておくと安心です。
緊張のあまり十分に眠れなくても、気にしないことが大事です。寝ないといけないと思ってしまうと交感神経が刺激されてしまい、ますます眠れなくなります。目を閉じて横になっているだけでも、疲労回復効果はありますから安心してください。試験開始直後スイスイと問題を解いている自分、試験終了5分前に問題を解き終わり余裕をもって見直ししている自分など、試験本番の「できる自分」を思い浮かべながら体を休めてください。

試験本番へのエール ~意志あるところに道は拓ける!~
地元を離れて遠方で受験する方は、慣れない環境で心細いかもしれません。でも大丈夫。これまでにやってきたことを思い出し、自信を持って試験に臨んでください。
全ての受験生の皆さん。
これまでの努力が報われることを心から願っています。最後の1分1秒まで皆さんの学力は伸びていきます。
後悔のない受験にしてくださいね。Good Luck!!