大学入試の基礎知識:センター試験

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センター試験とは

2017年度 大学入試センター試験(本試験) 平均点
教科・科目 満点 平均点
外国語 英語(筆記) 200 123.73
英語(リスニング) 50 28.11
国語 国語 200 106.96
数学 数学Ⅰ・数学A 100 61.12
数学Ⅱ・数学B 100 52.07
地理歴史 世界史B 100 65.44
日本史B 100 59.29
地理B 100 62.34
公民 現代社会 100 57.41
倫理 100 54.66
政治・経済 100 63.01
倫理、政治・経済 100 66.63
理科① 物理基礎 50 29.69
化学基礎 50 28.59
生物基礎 50 39.47
地学基礎 50 32.50
理科② 物理 100 62.88
化学 100 51.94
生物 100 68.97
地学 100 53.77

センター試験は、国公立大学の一般入試に出願するためには必ず受験が必要で、推薦入試やAO入試でも受験が必要な場合があります。また、私立大学の約9割がセンター試験を利用する入試を実施しています。問題は全てマークシート方式で出題され、高校で学習した基本的な内容がしっかり身に付いているかが問われます。平均点が概ね6割になるように作問されているため、難問・奇問が出題されることはありません。ただし、科目によっては問題数が多く、高得点を取るためには正確な知識に加え、素早く問題を解き進める処理能力が求められます。

出願は例年10月上旬頃に行われ、高校3年生は高校単位で出願、高卒生等は各自で出願します。出願の際には受験する教科(科目数)を申告します。試験本番では事前に登録していない教科(科目数)を受験することはできませんので、志望大学の指定する教科・科目を確認したうえで出願する必要があります。なお、検定料は、受験する科目が3教科以上の場合は18,000円、2教科以下の場合は12,000円となっています(成績通知希望は+800円)。

試験は1月13日以降の土曜日・日曜日の2日間に全国で実施されます。試験会場は、現役生は在籍高校、高卒生等は現住所のある都道府県内の会場が指定されます。試験の翌日には解答・配点が公表されるため、受験者は各自で自己採点を行い、その結果に基づいて国公立大学や私立大学のセンター利用入試に出願します。ただし、私立の難関大学はセンター試験実施前に出願を締め切ることが多いため、その場合はセンター試験の結果を参考にすることはできません。

試験科目

センター試験でどの教科・科目を受けるかは、志望大学の指定に従うことになります。国立大学では5教科7科目を指定している大学がほとんどですが、公立大学では3教科などで受験可能な大学も多くあります。一方、私立大学のセンター利用入試では3教科が一般的ですが、4教科以上必要な大学や2教科でよい大学などもあります。

2018年度 センター試験出題教科・科目等
教科 出題科目 科目選択の方法 試験時間(配点)
国語 「国語」   80分(200点)
地理歴史 「世界史A」、「世界史B」、「日本史A」、「日本史B」、「地理A」、「地理B」 左記出題科目の10科目のうちから最大2科目を選択し、解答する。
なお、受験する科目数は出願時に申し出ること。
1科目選択 60分(100点)
2科目選択 130分(200点)
(うち解答時間120分)
公民 「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理、政治・経済」
数学 「数学Ⅰ」、「数学Ⅰ ・数学A」 左記出題科目の2科目のうちから1科目を選択し、解答する。 60分(100点)
「数学Ⅱ」、「数学Ⅱ・数学B」、「簿記・会計」、「情報関係基礎」 左記出題科目の4科目のうちから1科目を選択し、解答する。 60分(100点)
理科 「物理基礎」、「化学基礎」、「生物基礎」、「地学基礎」

左記出題科目の8科目のうちから下記のいずれかの選択方法により科目を選択し、解答する。

  1. 理科①から2科目
  2. 理科②から1科目
  3. 理科①から2科目及び理科②から1科目
  4. 理科②から2科目

なお、受験する科目の選択方法は出願時に申し出ること。

【理科①】
2科目選択 60分(100点)
【理科②】
1科目選択 60分(100点)
2科目選択 130分(200点)
(うち解答時間120分)
「物理」、「化学」、「生物」、「地学」
外国語 「英語」、「ドイツ語」、「フランス語」、「中国語」、「韓国語」 左記出題科目の5科目のうちから1科目を選択し、解答する。
【筆記】
80分(200点)
(【筆記】で「英語」を選択した者のみ)  
【リスニング】
60分(50点)
(うち解答時間30分)
  1. 注1国語の特定の分野は、「近代以降の文章(2問 100点)、古典(古文(1問50点)、漢文(1問50点))」とする。
  2. 注2地理歴史及び公民においては、同一名称を含む科目の組合せで2科目を選択することはできない。
  3. 注3地理歴史及び公民並びに理科②の試験時間において2科目を選択する場合は、解答順に第1解答科目及び第2解答科目に区分し各60分間で解答を行うが、第1解答科目及び第2解答科目の間に答案回収等を行うために必要な時間を加えた時間を試験時間とする。
  4. 注4理科①については、1科目のみの受験は認めない。
  5. 注5理科②には、一部に選択問題を配置する。
  6. 注6外国語において「英語」を選択する受験者は、原則として筆記とリスニングの双方を解答する。
  7. 注7リスニングは、音声問題を用い30分間で解答を行うが、解答開始前に受験者に配付したICプレーヤーの作動確認・音量調節を受験者本人が行うために必要な時間を加えた時間を試験時間とする。

国公立大学の多くで指定される5教科7科目の標準的な組み合わせは、以下の通りです。

【文系】

外国語、国語、数学(2科目)、地理歴史・公民(2科目)、理科(基礎科目を2科目)

  • 理科は「基礎2科目」=「1科目」と数えて5教科7科目となります。
【理系】
外国語、国語、数学(2科目)、地理歴史・公民(1科目)、理科(専門科目を2科目)

理科については、出願の際に受験科目の選択方法を申告します。理科①の「基礎科目」は必ず2科目セットでの受験が必要です。各大学の理科の指定については、国公立大学の文系は「基礎2科目」、理系は「専門2科目」が一般的です。看護などの医療系や生活系の場合は大学によって指定が異なるので、注意が必要です。また、私立大学のセンター利用の場合は、文系は国公立大学と同様に「基礎2科目」が一般的ですが、理系は「専門1科目」の指定が大半で、「専門2科目」の指定は医学部医学科や上位校の一部など少数です。