岐阜大学

内容分析
(後) 地域科学
問題1 植田和弘「持続可能な発展への課題と日本」を読んで、問1 「『廃棄制約の時代』に入った」とあるが、具体的にどのような状況を指しているか説明する。(200字程度) 問2 先進国と途上国の事情を考慮し、これからの持続可能な発展を実現するためにはどのような解決策があるか論じる。(400字程度)
問題2 石井淳蔵『寄り添う力』を読んで、問1 本文中で述べられたタクシー会社が「狭い営業エリア」でビジネスをやっていける理由について簡潔にまとめる。(150字程度) 問2 他者に寄り添うこととビジネスの共存の可能性について、本文中の事例あるいは自分独自のアイデアを挙げながら論じる。(400字程度)
(後) 医・看護
鎌田實「『がんばらない』を生きる」を読んで、問1 「それは、高度化、複雑化した医療にも言えることでした」とあるが、筆者はどのようなことを言いたいのか、「高度化、複雑化した医療」の具体例を1つ挙げて説明する。(150字以内) 問2 「ぼくらの子どもの世代までもが弱者になりつつある」とあるが、どのようなことを指しているのか、文中の言葉を用いて説明する。(70字以内) 問3 筆者が言う「がんばらない」について、自分の考えを述べる。(300字以内)
(前) 地域科学
問題1 『平成27年度水循環施策』を読んで、問1 日本の降水量と水資源賦存量の特徴とその理由について説明する。(100字程度) 問2 「雨水や下水処理水(再生水)」は、「上水道」「下水道」に対して「中水道」と称される場合がある。「中水道」の利用によりどのような効果が期待されるか説明する。(150字程度) 問3 健全な水循環が阻害された場合、我々の生活にはどのような問題が発生することが考えられるか。また、その際の被害を抑制するために必要なこと、そのような事態に対処するために必要なことは何かについて、本文を参考にしながら説明する。(300字程度)
問題2 エドワード・W・サイード『知識人とは何か』を読んで、問1 傍線部A「聴衆に迎合するだけの知識人」とはどのような振る舞いをする人間を意味するのか説明する。(50字程度) 問2 傍線部B「戦争と、それに付随する殺戮という目標を回避できたであろうべつの選択肢をしめすことこそ、当時、知識人がはたすべき責務であったのだ」とあるが、なぜそう言えるのか。筆者の「知識人」の役割についての考え方を踏まえて説明する。(150字程度) 問3 傍線部C「たえず警戒を怠らず、生半可な真実や、容認された観念に引導を渡してしまわぬ意志を失わぬことを、知識人の使命と考えるということだ」に関して、本書の原著出版時(1994年)よりもはるかに情報技術が進んだ現代社会において、「知識人」はインターネットメディアとどのように関わりながら、その役割を果たしていくべきだと考えられるか、自分の考えを述べる。(300字程度)

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