大学の就職サポート

2018.10.19

みなさんは大学選びについて考えるとき、将来の仕事のことも考えていますか?
大学で過ごす4年間は、就職準備のための4年間でもあります。後悔のない大学生活を過ごすために、大学と就職活動の関係について知っておきましょう。

大学卒業後の進路について考えてみましょう

皆さんは大学でどんな勉強がしたいと考えていますか。学問自体に興味があるのはもちろんですが、大学で学んだことを将来の仕事に役立てたいという人も多いのではないでしょうか。
大学ごとに授業やカリキュラムに個性があるのと同じで、同じ学部名で近い偏差値でも、卒業生の就職状況がまったく違うのはよくあることです。また、就職活動は、企業や業界の情報を集めたり面接試験の対策を行ったりと、人や大学のサポートを受けて行うケースが多く、環境がその成果を大きく左右するものです。したがって、受験する大学を決める前に、大学生の就職活動、また大学ごとの就活サポートについて知っておくことが必要です。

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就職活動の流れ

一般的には、就活解禁と言われるタイミングから一斉に就職活動が始まります。2019年卒生は「大学3年3月に説明会解禁、大学4年6月に選考解禁」というスケジュールでした。これは毎年経団連によって決められており、多くの企業はこのスケジュールに沿って採用活動を行います。
しかし大学生にとっての「就活」は更に早くから始まります。業界研究のセミナーに参加したり、面接の練習を行ったりという就職活動に向けた準備は、大学3年生の春頃から始める人が多いようです。すでに希望の企業で働いている在籍大学の卒業生(以下、OB・OG)に話を聞くOB・OG訪問を行うなど、積極性と行動力が必要とされるのが就職活動の大きな特徴です。

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「大学が行う就職サポート」とは?

企業説明会のイメージ画像

就職サポートの内容は大学により大きく異なります。学内で大規模な企業説明会を実施する、キャリアセンターの面談制度が充実しているなど特徴は様々です。また、最近では大学が主体となって行うサポートだけでなく、エントリーシートの添削や面接対策を学生同士やOB・OGにより行うなど、学生主体の就職サポートも充実している大学が目立ちます。
民間企業への就職だけでなく、司法試験や公務員試験などの難関試験に挑戦したいという学生をサポートする大学も増えてきました。資格試験予備校の授業を校内で受けられるようにしたり、専用の自習室を設けたりする大学もあります。

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大学と就職活動について詳しく知るために

まず行いたいのは、大学ホームぺージや大学案内で情報を集めることです。ホームページには「就職データ」「進路状況」などの見出しで卒業生の就職先が一覧になっていますので、チェックしてみましょう。また就職サポートが充実している大学は、キャリアセンターが独自のホームページを持っていたり、大学案内のほかに就職活動に関するパンフレットを作っている大学もありますのでこちらも要チェックです。

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