模試の活用法①

2019.05.20

模擬試験については、「学習がまだ進んでいなくて自信がないから」「合格判定がよくなさそうだから」と、受験を敬遠しようとする人もいるかもしれません。特に高1・高2生のみなさんの中には、これまでほとんど模試を受験したことがないという人もいるのではないでしょうか。しかし、そういった理由で模試を受験しない人は受験生として大きく損をしています。なぜなら、模試の受験は学力を伸ばすことができる大きなチャンスだからです。
そこで、今回は「模試の活用法」についてお話しします。みなさんは、これから先いくつも模試を受けていくことになりますので、ぜひ参考にしてください。

模試を受ける意味とは?

「まだ準備ができていないから」といって、模試の受験を避けてはいけません。模試には重要な役割があります。それは模試を通して自分の弱点を発見し、それを克服していくということです。模試を受験して客観的な評価(採点)を受けないと、自分の弱点はなかなかわかりません。弱点の克服ができなければ学力の向上も望めません。模試は必ず受験し、徹底的に復習するようにしてください。
また、模試の結果はその時点での自分の実力を最も正確に表していると言えます。模試は膨大な入試データや入試分析に基づいて作成しているものなので、自分が今、志望校の合格ラインに対してどのくらいの位置にいるのかを客観的に把握することができます。
さらに、模試は受験本番のリハーサルであると意識して臨みましょう。人それぞれ程度は違うにしろ、いきなり本番を迎えたのでは緊張で実力を発揮することはできません。コンスタントに模試を受けることにより、試験会場の雰囲気や問題を解くペース配分を体に染み込ませ、心と体の準備をするのです。

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模試当日

前述のように、模試は受験本番のためのリハーサルです。受験当日のことだけでなく、それまでの時間の使い方も本番を想定して過ごしましょう。何時に起きれば試験の時に最大限の力が発揮できるかなど、日頃から受験本番を意識しながら生活すると、本番の試験に自然体で臨むことができます。また、試験中は必ず自分がどう回答したかを問題冊子に記入しましょう。後述する復習のためにも重要です。
なお、受験当日は昼食を用意していきましょう。慣れない会場であったり、お店が混み合ったりする場合があります。余裕をもって昼食をしっかりとり、午後の試験に臨みましょう。

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試験終了後にすること ①

試験後、答案が返却されるまで何もしないというのでは、模試を活用しているとは言えません。どのように問題を解いたのか、その解答プロセスの記憶が鮮明なうちに徹底的に復習することが、模試を最大限に活用し、成績アップにつなげるコツと言っていいでしょう。記憶が鮮明なうちに復習をすることで、普段の学習よりはるかに効率よく、間違った理由や重要箇所を理解・記憶することができます。できればその日のうちに復習を完了させるようにしましょう。たとえ間違った箇所が多くても、「本番でなくて良かった」と前向きに捉え、次に類題が出た場合には正答できるよう努力を続けましょう。

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試験終了後にすること ②

模試の復習をしていなければ、入試本番で同様の問題が出題されてもそれを得点にすることができません。これは大変もったいないことです。入試本番への対策として、模試の復習を毎回根気よく実践するようにしてください。以下は、具体的な復習方法です。
① その日のうちに採点。試験終了後に配付される『解説書』に目を通しましょう。
解けなかった問題、自信のなかった問題、できたと思ったのに誤答だった問題は、『解説書』を熟読し、自分の知識や思考プロセスのどこが誤っていて、どこが欠けているかを徹底的にチェックしましょう。記述式の問題であれば、完璧な答案になるまで練習しましょう。特に英作文や数学、物理については、この方法が有効です。記述・論述問題については、このような作業をしておかないと本番で書けるようにはなりませんから、ぜひ実践してください。

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試験終了後にすること ③

② わからない問題については、先生に質問しましょう。
『解説書』を読んでもわからない問題や、なぜ自分の回答ではだめなのか納得がいかない場合は、遠慮なく先生に質問してみましょう。その時に、自分がどう考えたのか、どこがどうわからないのかを、先生にきちんと伝えることが肝心です。こうしてわからない問題をできるだけなくしておくようにしましょう。
③ 問題と『解説書』は必ず保存し、自分の「模試ノート」を作成しましょう。
「模試ノート」には、解けなかった原因、誤答に至った原因、関連して新たに覚えておくべき事項などを簡潔にまとめておくと、それ以降の学習にとても便利です。

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