夏の勉強法ポイント①
オープンキャンパスのすすめ
2019.07.19
今回は、夏休みに各大学で実施されるオープンキャンパスについてお話しします。興味のある大学のものには積極的に参加してみましょう。
詳細については下記掲載の一覧をもとに大学のホームページ等で調べてみましょう。
オープンキャンパスに行こう!
夏休みには、多くの大学がオープンキャンパスを開催します。
志望校といえども普段はなかなか足を運びにくいものですが、オープンキャンパスでは、入学後の学問内容がイメージできる模擬授業や在学生による見学ツアーなど、各大学様々な工夫を凝らして大学の概要を伝えてくれます。
受験に向けたモチベーションアップのためにも、ぜひこの夏休みの時間を利用してオープンキャンパスに参加しましょう。
参加にあたって気をつけたいこと
オープンキャンパス当日は1日中歩き回ることになるので、動きやすい服装で行きましょう。
制服・私服どちらでも大丈夫です。
また、メモ帳、筆記用具、資料を入れる大きめのカバンを持っていくようにしましょう。
大学によっては、一部プログラムを予約制にしていたり、参加そのものを予約制にしているところもあります。
人気の大学は予約がすぐに埋まってしまうことも多いので、各大学のホームページを早めにチェックしておきましょう。
また、オープンキャンパスでは各大学で様々なイベントが行われますが、ぜひ参加して頂きたいのが「キャンパスツアー」と「模擬授業」です。
キャンパスツアーでは、学内の施設(教室、図書館、食堂、体育施設)などを紹介してくれます。
自分が持っていた大学へのイメージと実際に目にした印象を照らし合わせ、マッチしていればモチベーションが上がりますし、想像とは違ったものであれば改めて志望校を考え直すこともできます。
また、キャンパスツアーはその大学に通っている学生が案内してくれますので、学生の生の声を聞くことができ、志望校選びの参考になります。
模擬授業では、実際に大学で教壇に立っている教授の授業を体験することができます。
大学での学問の一端に直に触れることによって、ますます大学受験へのモチベーションが上がるでしょう。
チェックしたいポイントは?①
大学受験をするにあたり、志望大学がどんな大学なのかを知らなければ、たとえ合格してもその後満足した大学生活を送ることができないこともあります。
そうならないためにも、オープンキャンパスで以下の点をしっかりと押さえていきましょう。
【学部・学科の授業内容】
どのような学部・学科があるか、どのような内容の講義が設置されていて、何が学べるかを確認しましょう。
同じ学部名でも、大学によって学べる内容は大きく異なることがありますので、学部の説明会などでしっかりと話を聞いておきましょう。
より詳しい内容を知りたい場合は、個別相談会に参加しましょう。事前に質問事項を準備しておくとスムーズです。
【大学周辺の環境】
大学の最寄り駅、街の雰囲気、買い物の利便性などをチェックしておきましょう。通学時間も重要なポイントです。
入学後の学生生活がイメージできるよう、大学周辺を散策してみるのもいいかもしれません。
チェックしたいポイントは?②
【入試情報】
中には過去問の配付や、入試問題の出題傾向の解説を行っている大学もありますので、そういったイベントがある場合は積極的に参加しましょう。
【各種制度・サポート】
留学制度や奨学金制度、就職サポートなどについて確認しておきましょう。
長期留学を希望している場合は、大学を修業年限で卒業できるか、留学先の単位や在籍期間がどのように認定されるか、就職活動に影響はあるかなどをしっかり把握しておくことが大切です。
奨学金は入試の成績が関係する場合もあるので、給付条件については早めに確認しましょう。
就職については、大学によっては各種セミナーや社会人との交流プログラムを設けているところもあります。
大学がどのようなサポートをしてくれるのか要チェックです。
【進路状況】
大学卒業後の進路状況の確認をしましょう。
卒業生の就職率や就職先、大学院進学者の割合、学部・学科毎の進路の特徴などチェックすべき項目はたくさんあります。
大学卒業後も視野に入れた大学選びをおすすめします。