受験生の年間スケジュール①

2020.01.24

受験生の先輩は今、大学入試の真っただ中です。高1生・高2生の皆さんは、自分が受験生になったとき、どのような1年間を過ごすことになるか想像できるでしょうか。今回は受験生の1年間のスケジュールを知り、そのために今後何をしていけば良いか考えてみましょう。1年生の方は、受験がまだ先のことのように感じられるかもしれませんが、ぜひ参考にしてみてください。

1学期(4月〜6月)①

●まずは基礎固め

まずは1年間の模試などのスケジュールを確認しましょう。「〇〇の模試で英語は△△点を目指す」など具体的な目標を決めると、勉強にも取りかかりやすくなります。
この時期の学習の具体的な内容としては、基礎力の強化です。いきなり大学入試の過去問に取りかかっても、すぐに解ける人はあまりいません。特に英単語などは暗記する量が多く、簡単に覚えられるものではありません。これまで本格的に英単語に取り組んでこなかった、という人は早急に取り組むべきでしょう。
この時期現役生は、まだ部活などで忙しく、勉強時間を確保するのが難しいという人も多いかもしれません。そんな時こそいかに時間を有効活用できるかで、ライバルに差をつけられるかどうかが決まります。通学時間や就寝前など、「隙間時間」をうまく活用して勉強を進めていくのがポイントです。

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1学期(4月〜6月)②

●志望校について考え始める

3年生になるまでに志望校を決めている人もいるかもしれませんが、そうでない人はまず志望校を検討し始める時期となります。「今の学力で入学可能なできるだけいいところ」「とりあえずGMARCH」という認識では、それだけ今後の勉強の指針も立てにくくなります。
AO入試は早ければ8月ごろから出願がスタートしますので、AO入試を検討されている方については、この時期から出願準備を進める必要があります。

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夏期(7月〜8月)①

●長期休暇を活用する

夏期は1学期の復習を進めるとともに、基礎力を固める最後のチャンスです。秋以降は過去問演習などの具体的な対策を行う時期になりますので、基礎に取り組む時間はあまりありません。特に苦手な分野などについては、早期に克服できるよう努めましょう。なお、すでに基礎力がある程度身についているという人は、志望校の過去問に着手し始めても良いでしょう。
夏期は学校が夏休みとなるため、生活のリズムを崩しやすくなります。1日に取り組むことをあらかじめ決めておき、早寝早起きを心がけ、午前中の時間帯から学習する習慣をつけておきましょう。

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夏期(7月〜8月)②

●オープンキャンパスに参加しよう

夏期は多くの大学でオープンキャンパスが実施されます。3年生になると勉強との両立で参加が難しいかもしれませんが、第一志望校でなくとも、志望度が高い大学については、直接足を運ぶことをお勧めします。大学によっては予約が必要な場合もありますので、早いうちに公式のホームページなどをチェックしておきましょう。そして、志望校を夏の間に絞り込んでおきましょう。

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