入試の直前期・前日・当日の心構え②

2019.12.13

前回の「入試の直前期・前日・当日の心構え①」では入試の直前期の心構えについてご紹介しました。
今回は入試の前日・当日の心構えについてご紹介します。

試験前日に準備・点検を

試験前日は万全な準備をしておきましょう。夕飯は胃に負担をかけない消化の良いものを、就寝3時間前までにとりましょう。就寝前には「チェックリスト」を用意して、荷物を並べておき、出発時に慌てないようにしましょう。試験会場までの路線・道順を再確認し、入室指定時間の20分位前には到着できるよう、シミュレーションしておくと良いでしょう。
緊張のあまり十分に眠れなくても、気にしないことが大事です。睡眠不足よりも、それを気にすることによる精神的ダメージの方が大きいです。目を閉じて横になっているだけでも、疲労回復効果はあります。

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試験当日①

余裕ある行動をとろう

試験当日は早めに軽い朝食をとりましょう。脳が好むエネルギー源は新鮮なブドウ糖のみですので、パンやご飯などの糖質をしっかり摂ることがお勧めです。緊張のため食欲がない場合は、すぐにエネルギー源になるバナナが良いでしょう。試験会場でもこまめに糖分を補給できるよう、チョコレートやキャラメル、小分けパックのお菓子などを持参しましょう。
試験会場までは寒いですが、会場内は暖房が効いて暑いくらいのこともあり得ますので、着脱しやすい服装がベストです。貼るカイロは簡単にとれないケースもあるので、貼らないタイプの方が良いかもしれません。
再度「チェックリスト」で忘れ物がないことを確認したら、前日のシミュレーション通りに余裕をもって出発です。試験会場に着いたら、自分の教室と座席を確認するとともに、トイレの場所を必ず確認しましょう。休み時間には外の空気を吸えるように、リラックスできる場所も探しておくと良いでしょう。

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試験当日②

集中力と緊張緩和

試験会場では、休憩中に周りの話が耳に入ったり、試験中に鉛筆のカツカツという音が気になったりと、周囲に気をとられて集中できないことがあるかもしれません。そういったときは、休憩中ならお手洗いや廊下などで、試験中ならその場で、目を閉じて深呼吸をして3秒数えましょう。
入試本番で緊張するのは当然のことです。得てして、適度な緊張状態にあるときこそベストパフォーマンスは発揮されます。心臓の鼓動が活発になると脳にもたくさんの血液が届くからです。試験会場で緊張してきたら、まずはそのことを思い出し、「いい感じで緊張してきた」とポジティブに捉えましょう。

   

試験時間中は集中してベストを尽くそう

試験時間中はとにかく集中することが大事です。試験問題が配布されたら、まずは全体の時間配分を考えながら、解答しやすい問題からスタートしましょう。1点でも着実に得点できるように、制限時間の最後までベストを尽くすことが大切です。

   

試験の休み時間中

試験の休み時間中は、周りの話し声は聞かないようにしましょう。答え合わせをする声や周りの出来に左右されて、終わった試験のことに振り回されていては、次の試験に臨めません。周りの声をシャットアウトして、使い慣れた参考書やノートに目を通しましょう。

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