一橋大学


1. 志願者数と志願倍率(前期日程)

【図表①】志願者数(前期日程)
志願者数 [クリックして拡大]
【図表②】志願倍率(前期日程)
志願者数 [クリックして拡大]
   2025年度前期日程の全志願者数は2024年度から50人減少(-1.8%)の2,671人となりました。2023年度入試に新設されたソーシャル・データサイエンス学部(以下SDS)の志願者132人を除くと2,539人となり、共通テストが開始された2021年度の志願者数(2,564人)と同程度になりました。一方、SDSは19人(+16.8%)、法学部は62人(+13.4%)志願者がそれぞれ増加しています。SDSの志願者数の増加は、2024年度に志願者が大幅に減少した影響の反動と考えられます。また、法学部の志願者数は全国的に伸びており、国公立大学において1,105人増加(+5.7%)、このうち前期日程でも1,028人増加(+9.2%)となっています。したがって、一橋大・法学部の志願者増加率は全国と比較しても高いと言えます。【図表】参照
   各学部の志願倍率についてみていきましょう。倍率は全学部とも2024年度と同様に、第1段階選抜の予告倍率である3.0倍以上を維持しました。志願倍率が上昇したのは、法学部(3.2倍 → 3.6倍)・SDS(3.8倍 → 4.4倍)であり、逆に低下したのは商学部(3.5倍 → 3.3倍)・経済学部(3.4倍 → 3.1倍)・社会学部(3.4倍 → 3.2倍)です。
   商学部の倍率は過去5年間、隔年で増減を繰り返しています。ただし、志願者の増減をみると2025年度は5.0%の減少(-42人)と、15%以上の増減を繰り返す傾向にあった過去5年間において緩やかな変化であったと言えます。経済学部の過去3年間における倍率は、+0.9ポイント → +0.1ポイント → -0.3ポイントと低下傾向にあり、志願者の増減も+113人 → +26人 → -54人で推移しています。また、社会学部は2023年度から志願者が減少傾向にあり、2024年度からは35人減少(-5.0%)しました。志願倍率についても0.2ポイント低下し、2022年度と同程度となりました。【図表】参照

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