名古屋大学


1.志願者数と志願倍率

【図表①】志願者数の推移
図表1 志願者数の推移 [クリックして拡大]
【図表②】志願倍率の推移①【文系学部】
図表2 志願倍率の推移①【文系学部】 [クリックして拡大]
【図表③】志願倍率の推移②【理系学部】
図表3 志願倍率の推移②【理系学部】 [クリックして拡大]
   2024年度の志願者数は前期、後期合計で4,449人でした。2023年度入試から115人(2.7%)の増加です。名古屋大の志願者数は直近5年ほどで大きな変動が見られます。
   2016~19年度までは約4,800人の水準でほぼ横ばいの推移をしていましたが、2020年度はセンター試験が難化したことと、翌年から共通テストに変わることへの不安から326人減少しました。翌年の2021年度は共通テストの平均点がほとんどの科目で前年のセンター試験の平均点より高くなったこともあり4,635人まで志願者が増えましたが、2022年度は共通テストの平均点が下がった影響もあり4377人まで減少していました。【図表】参照
   学部ごとにみていくと、文・理の境界を越えた新学部として2017年度に改組された情報学部はコンピュータ科学科が2.5倍(2023年度は2.9倍)と低下し、逆に自然情報学科が3.3倍(2023年度は2.3倍)と大きく上昇しました。
   文系学部では、経済学部は2023年度に2.2倍とこの5年間で最低となりましたが、2024年度では2.6倍に回復し2020~2021年度の水準に近づきました。
   教育学部は2023年度は3.1倍に低下し、2024年度も3.0倍と横ばいの傾向にあります。また法学部も2023年度の志願倍率は2.6倍でしたが、2024年度は2.2倍と低下しています。文学部は2024年度は1.8倍となり、2.0倍を下回って過去5年間で最低の倍率となりました。【図表】参照
   次に理系学部を見ていきましょう。医学部医学科(前期)では共通テストの基準点が900点中の700点以上という第1段階選抜が設けられた2022年度は大きく倍率が下がり1.7倍となりました。基準点が600点に緩和された2023年度には2.8倍と上昇し回復し、2024年度は3.0倍と2年連続で上昇しました。
   農学部全体では2023年度の2.6倍から2024年度は2.2倍と低下しました。学科別に見ると、生物環境科学科では1.5倍(2023年度は2.2倍)と志願倍率の低下が見られ、資源生物科学科においても2023年度に倍率が大きく上昇した反動か、2024年度は2.2倍(2023年度は3.2倍)と倍率が大きく低下しています。
   また、理学部と工学部においては過去5年間で大きな変動がなく、2.3~2.6倍の間で推移しています。【図表】参照

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