名古屋大学
1.志願者数と志願倍率
2025年度の志願者数は前期、後期の合計で4,567人で、2024年度入試から118人の増加となりました。2016~2019年度までは約4,800人程度でほぼ横ばいで推移していましたが、2020年度以降は志願者数に大きな変化が生じています。2020年度はセンター試験が難化したことや、翌年から共通テストに変わることへの不安から326人減少しました。2021年度は共通テストの平均点が上がったこともあり4,635人まで志願者が増えましたが、2022年度は共通テストの平均点が下がったため4,377人まで減少しました。共通テストの難易変動が志願者数に大きな影響を与えていると言えます。2023年度からは共通テストの難易度が安定し、平均点が上がり続けていることもあり、ここ3年間は志願者数が増加傾向にあります。【図表①】参照
学部ごとにみていくと、文理融合型の情報学部はコンピュータ科学科が2.2倍(2024年度は2.5倍)と低下、自然情報学科も2.2倍(2024年度は3.3倍)と大きく低下しましたが、人間・社会情報学科は3.9倍(昨年度は3.7倍)と志願者数が増加しており、今年度の最高倍率となっています。
文系学部では、文学部は2024年度に1.8倍となり、2.0倍を下回って過去5年間で最低の倍率となりましたが、2025年度には2.1倍に回復し2023年度以前の水準に戻りました。教育学部は2023年度には3.1倍に低下し、2024年度も3.0倍と横ばいの傾向にありましたが、2025年度は2.6倍と再び低下しました。法学部は2024年度は2.2倍と低下しましたが、2025年度は2.6倍と回復しました。【図表②③】参照
次に理系学部を見ていきましょう。理学部は3.1倍(2024年度は2.4倍)となりました。2次試験から国語がなくなり入試の負担が減ったことや、共通テストにおいて平均点が上昇した英語と国語の配点が大きくなった結果、共通テストの合計点が高く出た受験生が集まりやすかったことが要因と考えられます。医学部医学科(前期)では第1段階選抜が設けられた2022年度は大きく倍率が下がり1.7倍となりましたが、基準点が緩和された2023年度には2.7倍に上昇して回復、2024年度も3.0倍と2年連続で上昇したものの、2025年度は2.9倍とわずかに低下しました。農学部全体では2024年度の2.2倍から2025年度は2.5倍に上昇しました。学科別に見ると、生物環境科学科では2024年度は1.5倍(2023年度は2.2倍)と志願倍率の低下が見られましたが、その反動から2025年度は2.8倍と大きく上昇しました。資源生物科学科においても2024年度は2.2倍(2023年度は3.2倍)と倍率が大きく低下しましたが、2025年度は2.4倍と若干の上昇に留まりました。応用生命科学科は2023年度から2.5倍が続いて変動がありません。【図表③】参照
学部ごとにみていくと、文理融合型の情報学部はコンピュータ科学科が2.2倍(2024年度は2.5倍)と低下、自然情報学科も2.2倍(2024年度は3.3倍)と大きく低下しましたが、人間・社会情報学科は3.9倍(昨年度は3.7倍)と志願者数が増加しており、今年度の最高倍率となっています。
文系学部では、文学部は2024年度に1.8倍となり、2.0倍を下回って過去5年間で最低の倍率となりましたが、2025年度には2.1倍に回復し2023年度以前の水準に戻りました。教育学部は2023年度には3.1倍に低下し、2024年度も3.0倍と横ばいの傾向にありましたが、2025年度は2.6倍と再び低下しました。法学部は2024年度は2.2倍と低下しましたが、2025年度は2.6倍と回復しました。【図表②③】参照
次に理系学部を見ていきましょう。理学部は3.1倍(2024年度は2.4倍)となりました。2次試験から国語がなくなり入試の負担が減ったことや、共通テストにおいて平均点が上昇した英語と国語の配点が大きくなった結果、共通テストの合計点が高く出た受験生が集まりやすかったことが要因と考えられます。医学部医学科(前期)では第1段階選抜が設けられた2022年度は大きく倍率が下がり1.7倍となりましたが、基準点が緩和された2023年度には2.7倍に上昇して回復、2024年度も3.0倍と2年連続で上昇したものの、2025年度は2.9倍とわずかに低下しました。農学部全体では2024年度の2.2倍から2025年度は2.5倍に上昇しました。学科別に見ると、生物環境科学科では2024年度は1.5倍(2023年度は2.2倍)と志願倍率の低下が見られましたが、その反動から2025年度は2.8倍と大きく上昇しました。資源生物科学科においても2024年度は2.2倍(2023年度は3.2倍)と倍率が大きく低下しましたが、2025年度は2.4倍と若干の上昇に留まりました。応用生命科学科は2023年度から2.5倍が続いて変動がありません。【図表③】参照