名古屋大学
2.第1段階選抜
この10年間での実施状況をみてみましょう。前期は2023年度から共通テストの得点率が「70%未満で不合格」であるため、いずれの年度も不合格率は5%前後です。医学部医学科としては緩やかな基準点ですので不合格率もごく僅かの状況です。後期については募集人員が5名ですので、当然のことですが前期よりも不合格率は高くなっています。倍率(12倍)での実施基準となった2023年度からは、いずれも不合格率が20%を超えています。特に直近の2年間は30%前後の高い不合格率となっています。
現時点では2026年度以降の実施基準の変更は予告されていませんが、この点については常に注意が必要です。実施基準が厳しくなる事も想定しつつ、共通テストおよび2次試験の対策を進めていきましょう。【図表④】参照