名古屋大学
2.志願者数と志願倍率
この10年間の総志願者数は、2016~19年度はほぼ横ばいで推移していました。しかし2020~2022年度は隔年現象により、志願者数は増減を繰り返しています。また2023年度は情報学部や医学部医学科で反動が見られましたが、工学部や文系学部を中心に減少し、全体としてこの10年間で最少となりました。【図表②】参照
学部ごとにみていくと、文・理の境界を越えた新学部として2017年度に改組された情報学部全体の志願倍率は、2022年度は2.3倍でしたが、2023年度は3.0倍と上昇しました。特に人間・社会情報学科は3.7倍(2022年度3.0倍)、コンピュータ科学科は2.9倍(2022年度2.0倍)とそれぞれ上昇しました。【図表④】参照
文系学部の志願倍率は、経済学部は2022年度が2.9倍でしたが、2023年度が2.2倍と直近5年間で最低となりました。教育学部は2022年度が3.3倍でしたが、2023年度が3.1倍と低下しました。また法学部の2023年度の志願倍率は2022年度と同じ2.6倍で、文学部の直近5年間は2.2倍以下で推移しています。【図表③】参照
次に理系学部を見ていきましょう。医学部医学科(前期)では2022年度に第1段階選抜を「900点満点中700点以上の者を合格者とする」と定めたことと、共通テストが大幅に難化したことで2022年度の志願倍率は直近5年間で最低の1.7倍となりました。しかし2023年度の志願倍率は2022年度の反動に加え、第1段階選抜合格者を「900点満点中600点以上の者」に基準を下げたことと、地域枠の出願要件を「志願者の保護者が愛知県在住であること」から「志願者本人又は保護者が愛知県在住であること」へ緩和したことなどが重なり、1.7倍から2.8倍へと大幅に上昇しました。
農学部は2022年度入試から2次試験に国語(現代文)が追加され、4教科となりました。学部全体の志願倍率は2023年度が2.6倍となり、2022年度の2.5倍とほぼ同じ水準でした。しかし学科別に見ると、応用生命科学科では2022年度の反動で2.5倍(2022年度は3.0倍)と低下した一方で、資源生物科学科では2023年度は3.2倍(2022年度は2.1倍)と大きく上昇しました。また生物環境科学科は2.2倍(2022年度は2.0倍)とやや上昇しました。そのほか直近5年間では、理学部は2.6倍以下、工学部は2.7倍以下で推移しています。 【図表④】参照
学部ごとにみていくと、文・理の境界を越えた新学部として2017年度に改組された情報学部全体の志願倍率は、2022年度は2.3倍でしたが、2023年度は3.0倍と上昇しました。特に人間・社会情報学科は3.7倍(2022年度3.0倍)、コンピュータ科学科は2.9倍(2022年度2.0倍)とそれぞれ上昇しました。【図表④】参照
文系学部の志願倍率は、経済学部は2022年度が2.9倍でしたが、2023年度が2.2倍と直近5年間で最低となりました。教育学部は2022年度が3.3倍でしたが、2023年度が3.1倍と低下しました。また法学部の2023年度の志願倍率は2022年度と同じ2.6倍で、文学部の直近5年間は2.2倍以下で推移しています。【図表③】参照
次に理系学部を見ていきましょう。医学部医学科(前期)では2022年度に第1段階選抜を「900点満点中700点以上の者を合格者とする」と定めたことと、共通テストが大幅に難化したことで2022年度の志願倍率は直近5年間で最低の1.7倍となりました。しかし2023年度の志願倍率は2022年度の反動に加え、第1段階選抜合格者を「900点満点中600点以上の者」に基準を下げたことと、地域枠の出願要件を「志願者の保護者が愛知県在住であること」から「志願者本人又は保護者が愛知県在住であること」へ緩和したことなどが重なり、1.7倍から2.8倍へと大幅に上昇しました。
農学部は2022年度入試から2次試験に国語(現代文)が追加され、4教科となりました。学部全体の志願倍率は2023年度が2.6倍となり、2022年度の2.5倍とほぼ同じ水準でした。しかし学科別に見ると、応用生命科学科では2022年度の反動で2.5倍(2022年度は3.0倍)と低下した一方で、資源生物科学科では2023年度は3.2倍(2022年度は2.1倍)と大きく上昇しました。また生物環境科学科は2.2倍(2022年度は2.0倍)とやや上昇しました。そのほか直近5年間では、理学部は2.6倍以下、工学部は2.7倍以下で推移しています。 【図表④】参照
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