入学者の出身高校の所在地をみると、大学の所在地である愛知県が約半数を占めています。また、東海地区(愛知県・静岡県・岐阜県・三重県)の高校の出身者の割合は過去10年間を通して約7割を維持しており、隣接県からの入学者が多く集まっています。2026年度の東海地区の割合は2025年度の73.4%から微減し72.5%でした。愛知県からの入学者は0.3%、岐阜県からの入学者は1.7%減少しました。反対に三重県からの入学者は0.6%増加しました。また、その他の地域では九州・沖縄地方が最も増加しており2025年度から0.6%増加、続いて関東・甲信越地方が0.4%増加しました。2026年度はここ5年間における東海地区の入学者割合が最も低い結果となりました。名古屋大学だけでなく、愛知県内の大学における志願者数が減少しており、代わりに岐阜県や長野県、静岡県などに所在する大学の志願者数が文理ともに増加しているため、地元進学志向が強い愛知県においても少しずつ選択肢に変化が生じているかもしれません。
【図表⑪】参照