新潟大学


3.医学科入試状況

【図表⑥】医学科(前期)の志願倍率推移
医学科(前期)の志願倍率推移 [クリックして拡大]
【図表⑦】医学科(前期)の第1段階選抜実施状況
医学科(前期)の志願倍率推移 [クリックして拡大]
【図表⑧】医学科(前期)の合格者成績平均点推移
(得点率)

医学科一般選抜合格者成績平均点推移(得点率) [クリックして拡大]
 
【図表⑨】医学科(学校推薦型)の合格者成績平均点
推移(得点率)

医学科一般選抜合格者成績平均点推移(得点率) [クリックして拡大]
  医学科の2024年度の志願者数は367名(志願倍率4.6倍)で、2023年度より23名(6.7%)の増加となりました。2022年度からの3年間は志願倍率4倍台が続いています。2022年度からの志願者数の推移を見ると、2022年度347名(4.3倍)→2023年度344名(4.3倍)ではほとんど志願者数に変わりはありませんでした。2024年度は、前年度に志願者が横ばいだったことを受けて志願者が増加したと考えられます。また、2024年度は志願者が予告倍率の4倍を越えたため、第1段階選抜が実施され47名(失格者含む)が2次試験に進むことができませんでした。なお、第1段階選抜が実施された場合、新潟大学では毎年予告倍率の4倍ちょうどの人数が合格しています。【図表】参照
 続いて、一般選抜前期の合格者成績を見てみましょう。医学科の共通テストの合格者平均点は、2023年度が83.7%→2024年度が82.9%と0.8%低下しました。新潟大学の医学科では共通テスト国語の点数が200点満点から100点満点に圧縮されるので、2024年度の共通テストの国語の平均点が大きく上昇したことがあまり影響しませんでした。2次試験の合格者平均点は、2023年度と同様の69.0%でした。代々木ゼミナール教材研究センターの分析によると数学の難易度は2023年度と同程度でしたが、医学科専用問題は解きやすくなりました。上掲の「2.合格者成績」で述べたとおり英語は難化したものの、医学科志望者は数学が解きやすかったため合格者の合計得点に影響はなかったようです。【図表】参照
 2年連続で共通テスト、2次試験共に合格者成績に大きな変化がありませんでしたので、新潟大学医学科合格のためには、共通テスト8割前半、2次試験は過去問で7割程度を目安に学習していきましょう。
 最後に学校推薦型選抜の概況です。学校推薦型選抜は一般枠と地域枠があり、募集人員は一般枠が20名、地域枠が40名です。一般枠は現役生のみで出身地を問いませんが、地域枠は既卒生も出願可能で、新潟県内の高校対象枠と出身地を問わない枠があります。選抜方法は共通テストと面接(段階評価)で、公表されている合格者成績は共通テストの得点です。2023年度は85.8%→2024年度は85.9%という結果になっています。合格するためには共通テストで85%以上得点することを目指しましょう。 【図表】参照
 

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