新潟大学


4.合格者の女子割合

【図表⑧】合格者の女子割合
合格者の女子割合 [クリックして拡大]
 2016年度には38.1%だった前期日程の女子割合は、多少の増減を繰り返しながらコロナ禍の2021年度にかけて徐々に減少し34.0%まで落ち込みました。その後は2022年度が35.5%、2023年度が37.1%(両年度とも新型コロナウイルス感染症による追試合格者を含む)まで回復し、2024年度は38.4%と、この10年間で最も女子割合が高くなりました。2025年度は37.9%と2024年度から微減となりましたが、コロナ禍前の女子割合の水準に戻っています。
 次に募集単位ごとにみていきましょう。女子割合が高い順に並べると歯学部口腔生命福祉学科の100.0%、医学部保健学科看護学専攻の93.9%(2024年度は98.0%)、同学部同学科検査技術科学専攻の86.4%(2024年度は77.3%)と続きます。医学科を除く医療系学部の女子割合が高くなっています。歯学部口腔生命福祉学科と医学部保健学科各専攻の女子割合は2024年度とほとんど変わりありませんが、歯学部歯学科は2024年度より14.5%の増加となりました。しかし、歯学部歯学科前期の合格者数は24名と少ないことから、人数は3名の増加に留まりました。
 医学科を除く医療系学部に次いで女子割合が高い学部は人文学部、農学部でした。そして2024年度同様に医学部医学科、理学部、工学部では合格者の大半は男子となっていますが、2025年度は2024年度と比較して医学部医学科では2.1%、理学部は3.9%、工学部は4.4%、女子割合が増えました。ただし、人文学部、法学部、経済科学部の文系学部でそれぞれ-4.2%、-6.1%、-8.7%と女子割合が減少しています。【図表】参照

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