大阪大学


2.医学科は2次試験勝負のハイレベルな入試に

【図表④】医学部医学科(前期日程)合格者
共通テスト得点率の推移(5カ年)
医学部医学科(前期日程)合格者共通テスト得点率の推移(5カ年)
[クリックして拡大]
   医学部医学科では志願者数が2020年度の279名から46名減少(-16.5%)し、2021年度では233名となりました。2020年度は「2段階選抜の実施基準緩和」と「配点比率の変更(2次配点の引き上げ)」という2つの要素によって志願者が増加しましたが、2021年度はその反動で志願者が減少したと思われます。例年、全国的に見ても大阪大の志願倍率は低いですが、2021年度は全国で最も低い志願倍率(2.45倍)となり、九州大(2.51倍)、群馬大(2.58倍)が続きます。
   続いて医学科合格者の共通テスト得点率を見ていきましょう。2021年度入試では合格者平均得点率は89.9%とこの5年間で最も低い水準となりました。しかし、神戸大や大阪市立大も同じように低下しているため、大阪大のみが下がったのではなく、医学科は全体的に共通テストの高得点取得者が減少したことが要因の一つと考えられます。
   2021年度における2次試験の合格者平均得点率は74.1%と、2020年度の80.2%を下回りました。2020年度の配点変更により高得点化したのを受験生が敬遠し、得点率が低下したと考えられます。また、問題の難易度や採点基準により得点率は変動しますので、2021年度は得点率が低下したからと言って2次試験を軽視してはいけません。今後は共通テストよりも2次試験の結果が重視される、いわば記述力勝負の入試が展開されるでしょう。【図表】参照

ページのトップへ

ADOBE READER ダウンロード

PDFファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社が配布しているAdobe Reader(無償)が必要です。
Adobe Readerをインストールすることにより、PDFファイルの閲覧・印刷などが可能になります。