大阪大学


4.AO・推薦入試では志願者数は増加の一方、充足率は変わらず低調

図表⑤ 2019年度 AO・推薦入試 入試結果
2019年度 AO・推薦入試 入試結果
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図表⑥ 外国語学部 専攻別入試結果
外国語学部 専攻別入試結果
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図表⑦ 2020年度 AO・推薦入試スケジュール概要
2020年度 AO・推薦入試スケジュール概要
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 2019年度AO・推薦入試の志願者総数は708人で、2018年度の565人から大きく数を増やしました。 しかし、合格者総数は210人で、充足率(最終合格者÷募集人員)は約58%と、実施2年目であった2018年度からほぼ変化はなく、依然として低い数値が続いています。その代表例として、歯学部では5人の募集枠に対して6人の受験生が志願しましたが、最終合格者は1人だけでした。このことが示すように、志願倍率と実質倍率は必ずしも一致するわけではなく、志願倍率が低いからと言って簡単な入試になるとは限りません。大学側は合格者数よりも、資質の高い学生の確保を優先していると考えられます。なお、AO・推薦入試で満たされなかった募集枠は一般入試の募集に回されます。【図表】参照
 また、全体の志願者数は増加したものの、学部・学科間で志願倍率にばらつきが見られます。中でも、外国語学部(10専攻)や理学部(2学科)では志願者自体がゼロとなっており、募集が機能しませんでした。外国語学部では、合格しやすい専攻を選ぶのではなく、第1志望の専攻に出願したいと考える受験生が多かったと思われます。
 全体の傾向を見ると、出願・推薦の要件として各種の実績(TOEFLのスコアなど)が必要な学部ほど、志願倍率が低くなっています。その中で理学部の挑戦型は、比較的出願しやすいにも関わらず志願倍率がそれほど高くなかったことに加え、研究奨励型に比べて第2次選考に進めない受験生が多かったことが特徴として挙げられます。そのためか、2020年度の募集では化学科、生物科学科で挑戦型が廃止され、研究奨励型のみの実施となることが発表されています(数学科・物理学科は従前どおり挑戦型のみ)。この他、2020年度の変更点としては、理学部の全学科で第1次選考からセンター試験が廃止され、提出書類のみの審査となる予定です。【図表】参照
 2020年度AO・推薦入試の出願期間は11月1日からの1週間です。また、AO・推薦入試ともにセンター試験の受験は必須で合格発表は2020年2月12日となっています。実施初年度と比べて募集枠が広がっているAO・推薦入試を受験機会のひとつとするためにも、まずは必要な要件を確認し、早めに準備をしておくことをおすすめします。【図表】参照
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