東京科学大学
3.出身地別割合
ただし推移を細かくみると、出身地別割合の多少の変化もみられます。2015年度までは関東出身者の増加が続き、2015年度は関東だけで全体の80.1%と、2000年度以降で最多の割合となっていました。その後は多少の増減はあるものの、2022年度までは関東出身者は減少傾向でした。そして2023年度から関東出身者が増加に転じる形となり、特に東京を除く関東出身者の割合が比較的高い状況が続いています。【図表⑨】参照
医歯学系では、例年入学案内に「出身高等学校等所在地別入学率」という形で公表されています。それによると、全体的には70~75%が関東出身者で占められています。関東出身者の入学率を見てみると、例年医学部医学科が80%前後、保健衛生学科看護学専攻が90%前後と高い一方、歯学部歯学科は60%前後という状況です。なお2025年度の入学率は7月上旬頃公開予定の入学案内2026に掲載される予定です。 【図表⑩】参照