東京科学大学


4.男女別割合

【図表⑪】理工学系・男女別割合
(25年度前期日程合格者)

理工学系・男女別割合(25年度前期日程合格者) [クリックして拡大]
【図表⑫】医歯学系・男女別割合
(25年度前期日程合格者)

医歯学系・男女別割合(25年度前期日程合格者) [クリックして拡大]
【図表⑬】医歯学系・男女別割合
(25年度後期日程合格者)

医歯学系・男女別割合(25年度後期日程合格者) [クリックして拡大]
  合格者の男女別割合をみてみましょう。理工学系の女子の割合は元々低く、多少の増減はありますが合計では例年10%前後となっています。ただし学院別にみると、女子の割合には差があります。女子割合が最も高いのは2018年度までの第7類・2019年度からの生命理工学院でしたが、4年前の2020年度からは環境・社会理工学院が最高となっています。この環境・社会理工学院は2年目に「建築学系」・「土木・環境工学系」・「融合理工学系」のいずれかに進学が可能で、2025年度も全6学院の中で女子割合が最高(16.5%)となりました。一方で情報理工学院が僅か2.5%、理学院が3.0%、工学院が5.2%と、この3学院では10%に満たない状況です。 【図表】参照
  医歯学系は例年合格者の半数強が女子です。特に前期日程は女子の割合が高く、2016年度以降毎年女子の方が多い状況です。それは女子の割合が高い医学部保健衛生学科看護学専攻、歯学部口腔保健学科口腔保健衛生学専攻・口腔保健工学専攻が前期日程のみの実施であることによります。特に看護学専攻はこの10年間のうち6年、口腔保健衛生学専攻は4年で合格者が全員女子と、女子が大多数である状況が続いています。
  医学科は2018年度以降7年連続で合格者の女子割合が30%を超えていましたが、2025年度は20%を割り、この10年間では2016年度の16.5%に次いで低くなりました。歯学科も2025年度は女子割合が例年よりもやや低かった(42.9%)のですが、2016年度以降の平均値は46.2%で医学科の平均値29.0%よりも高い状況が続いています。
  後期日程は前期日程以上に女子割合が高く、全募集枠で男子を上回り、合計では女子が3分の2を占める状況です。合格者数が少ないため年度によって変動が大きいものの、この10年間では女子割合が男子よりも高い年が多く、その中でも2025年度は女子割合が最も高い結果となりました。 【図表参照

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