東京工業大学


1.志願者数・志願倍率

【図表①】志願者数の推移
志願者数の推移 [クリックして拡大]
【図表②】前期日程志願状況(23・24年度)
前期日程志願状況(23・24年度) [クリックして拡大]
  2024年度前期日程の志願者数は全学院の合計で-185人(-4.4%)の3,982人で、2021年度以来3年ぶりの減少でした。志願者数が減少したのは2022年度から2年連続で増加していた反動と、情報理工学院の大幅減少(-213人/全学院の減少数とほぼ同数)も一因です。国立トップ校10大学(旧7帝大+筑波大+東京工業大+一橋大)の前期日程では志願者数が横ばい(+0.4%)でしたが、東京工業大(-4.4%)・北海道大(-1.7%)・大阪大(-2.7%)の3大学が減少でした。ただし志願倍率でみると、特別選抜の新規導入・拡大で前期日程の募集人員が減少したことにより、全学院の合計では2023年度と同じ4.5倍でした。
  各学院の志願者数と倍率をみると、学院ごとの状況は大きく異なっています。2024年度の志願者数は最多の工学院が1,435人に対し、最少の生命理工学院は僅か301人でした。志願倍率でみた場合でも状況は同様で、倍率が最も高かったのは情報理工学院で5.7倍の高倍率ですが、生命理工学院は2.9倍の低倍率でした。次の項目でも述べますが志願倍率と合格者最低点には相関関係があり、概ね志願倍率の高い順に合格者最低点も高くなる傾向にあります。 【図表】参照

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